嫌な記憶がなかなか忘れられない理由。どうすれば早く嫌な記憶を忘れられるのか?

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●嫌な記憶の有害!

嫌な記憶は人にとって有害です。

 

嫌な記憶のせいで悲しい気持ちになったり、気が重くなったり、胸が苦しくなったり、涙が溢れたり、生きているのが嫌になったり、後悔したり、罪悪感を感じたりします。

 

それらの感情は有害です。

 

その有害さはときに人の心を破壊するほどの有害さを持つことがあります。

 

そんな有害な感情を嫌な記憶は人に抱かせます。

 

だから嫌な記憶は有害なのです。

●有害な記憶を排除したいという本能

人には有害なものを排除しようとする本能があります。当然、その本能は嫌な記憶にも働きます。嫌な記憶が嫌であればあるほどその本能は強く働きます。肉体の免疫機能が有害な病原菌を排除するみたいに働き続けます。その嫌な記憶が消えてなくなるまで働き続けます。

 

当然、嫌な記憶が有害であればあるほどなかなか消えてくれません。なかなか消えてくれないということは長く本能が働くということです。排除したいという本能が働くということです。

 

その本能の働きは否応なしに人に嫌な記憶の存在を意識させます。病気のとき病気の原因を意識するように嫌な記憶の存在を意識してしまいます。

 

だから忘れられないのです。本能の働いているせいで嫌な記憶を意識してしまうから忘れられないのです。

 

●意識すると記憶が強化される

意識してしまう記憶は強化され、忘れにくくなります。

 

英単語を意識することによって英単語の記憶が強化され忘れにくくなるように、嫌な記憶も意識することによってその記憶が強化され、忘れにくくなるのです。

 

そのせいでますます本能が強く働くようになり、嫌な記憶を意識してしまうようになります。意識すればますます記憶が強化され、忘れにくくなります。

 

このようなメカニズムが働くため嫌な記憶はなかなか忘れられないのです。

 

●本能は働き続ける

本能の働きは止めることはできません。つまり、嫌な記憶があるかぎりこの本能は働き続けます。

 

本能が働き続けるかぎりその嫌な記憶を否応なしに意識してしまいます。そのせいで嫌な記憶が強化されてしまいます。

 

脳は攻撃的になっている本能を落ち着かせるために嫌な記憶を忘却しようとします。でも、嫌な記憶が強大であればあるほど忘却するまでの時間がかかります。さらに嫌な記憶を意識することによる記憶の強化のせいでますます忘却までに時間がかかります。

 

人には自力で記憶を忘れる能力はありません。

 

脳の自動忘却システムが記憶を忘却してくれるのを待つ。

 

人にできることはそれだけです。

 

でも待っている間にできることはあります。

 

本を読んだり、音楽を聴いたり、運動をしたり、雑談を楽しんだりできます。

 

人は記憶の忘却を待ちながらでも、なにかすることができるのです。そしてなにかすることによって嫌な記憶を意識しながらもそのなにかを楽しむことができるのです。

 

本を読みながら音楽が聴けるように、運動をしながら会話ができるように、人は嫌な記憶を意識しながら他のこともできるのです。

 

嫌な記憶を意識しながら、運動をしたり、音楽を聴いたり、会話をしたり、絵を描いたりすることができるのです。

 

嫌な記憶に意識を集中してしまえば、嫌な記憶がますます強化されてしまいます。でも、他のことにも意識を使えば、嫌なことに使う意識量を減らすことができます。

 

意識量を減らすことができれば、嫌な記憶の強化力が低下し、早く忘れることができます。

 

嫌な記憶への意識量を減らすためにも、他のこと、運動や趣味に意識を使いましょう。他のことに意識を使えば使うほど嫌な記憶への意識量は減り、早く嫌な記憶を忘れることができます。

 

趣味など楽しいことに意識を向けましょう。そうすれば嫌な記憶への意識量が減らすことができます。

 

なにもせずにじっとしていれば、嫌な記憶はますます強化されてしまいます。

 

だから嫌な記憶があるときには楽しいこと、ためになることをしましょう。

 

それができれば早く嫌な記憶を忘れることができます。

 

その行動を習慣化することができれば、以前よりも早く嫌な記憶を忘れることができるようになります。

 

嫌な記憶の忘却を待ちながら、なにか自分のためになる、喜びになることをする習慣を身に付けましょう。