記憶力を低下させるNG習慣を6つ紹介!「デジタル記憶喪失」「BDNF」って知ってますか?

記憶力を低下させる習慣

NG習慣1、睡眠不足

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●睡眠不足による脳力低下

睡眠不足になると脳力が低下します。記憶力、思考力、判断力、すべての脳力が低下してしまいます。そのため失敗しやすくなります。

 

睡眠時間が過去24時間で6~7時間だと、睡眠時間7時間以上の運転者と比べて事故リスクは1.3倍、5~6時間だと1.9倍、4~5時間だと4.3倍、4時間以下だと11.5倍になるという研究結果が報告されています。

 

睡眠不足が酷くなると、認識力も悪くなり、判断力も悪くなる。結果、事故リスクが上がる。

 

睡眠不足には脳力低下だけではありません。他にもさまざまな問題を引き起こすリスクがあります。

 

リスク1、太りやすくなる

睡眠不足が続くと食欲を増すグレリンと呼ばれるホルモンが多く分泌されるようになります。それと同時にレプチンと呼ばれる食欲を抑えてくれるホルモンの分泌量が減ってしまいます。そのため、食欲をコントロールすることが困難となり、食べ過ぎてしまうリスクが上昇します。食べ過ぎてしまうリスクが上昇すれば、肥満になるリスクも上昇します。

 

リスク2、免疫力が低下する

アメリカのシカゴ大学の研究結果によると、睡眠不足の人は病原菌に対抗する体の中の“抗体”が、睡眠を十分とっている人より約50%も弱くなるそうです。

 

免疫力が低下してしまうと悪質なウイルスへの対抗力が落ち、病気にかかりやすくなります。

 

リスク3、情緒不安定になる

睡眠不足状態になるとストレスに対する抵抗力が落ちるため、怒りや不安を感じやすくなります。この感じやすい状態が長く続くとうつ病になることがあります。

 

NG習慣2、運動不足

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運動を規則的に行った猿とそうでない猿を比較した結果、運動した猿の方が約2倍も速いスピードで新しいことを覚えたという実験結果が報告されています。

 

さらに規則的に運動をすると、脳の神経を刺激し記憶機能を司る“海馬”が毎年約2%も多く成長するという報告もされています。

 

さらに運動を行ったグループと行わなかったグループを比較した結果、運動したグループは運動をしなかったグループよりも効率よく作業を進められたという報告もされています。

 

●BDNF(脳由来神経栄養因子)

運動は記憶や学習の向上に大きく関与するBDNF(脳由来神経栄養因子)の生成を促進するそうです。

 

BDNFは神経の「栄養」のようなもので、新しい神経を作ったり、神経を発達・成長・増殖させたり、神経と神経をつなげたり、神経をダメージから保護したりという働きがあると考えられています。

 

研究の結果、多くの精神疾患の脳内BDNFが減少していることが確認されています。この脳内BDNFが減少したせいで精神疾患になってしまうのではないかと考えられます。

 

精神疾患になると脳機能に問題が生じます。この問題の原因が脳内BDNFの減少ではないかと考えられているのです。

 

この精神疾患の原因かもしれない脳内BDNFを運動をすることによって増やせるそうです。

 

参考:BDNF(脳由来神経栄養因子)は多くの精神疾患の発症に関わっている

 

NG習慣3、スマホやパソコンに頼り過ぎている

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●多くの人が「デジタル記憶喪失」になっている!?

イギリスのコンピューターセキュリティ会社、カスペルスキー・ラボが行った調査によると、すでに多くの人が「デジタル記憶喪失」になっているとのこと。

 

「デジタル記憶喪失」とは、スマホを持つ以前は自分の頭の中に記憶していた情報を、現在はスマホに頼り、脳の外部装置のようにスマホを使ってしまう…結果、スマホやインターネットがないと情報が思い出せない…という症状。

 

カスペルスキー・ラボが16歳〜55歳の男女1,000人を対象に行なった調査によると、44%の人が記憶をスマホに頼っていると認めたそうです。

 引用:スマホによる弊害はここにも…!| かみあぷ – iPhoneひとすじ!

 

つまり自分の記憶力を使わず、スマホの記録力に頼った生活を送っていると「デジタル記憶喪失」になるそうだ。

 

人の体は使わないと衰える。それは脳も同じだ。脳も使わなければ衰える。思考力を使わなければ思考力が落ちるし、判断力を使わなければ判断力が落ちるし、記憶力を使わなければ記憶力が落ちる。

 

もちろん、せっかくある文明の利器「スマホ」を有効に使うことは悪いことではない。でもスマホに頼りすぎると自分の脳力が低下するリスクがあることを覚えておいてください。

 

NG習慣4:偏食

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栄養バランスの良い食事を摂らないと健康を維持することができません。健康を維持できないということは体の機能を維持できないということです。体の機能を維持できないということは体の一部である脳の機能も維持できないということです。

 

●糖質の摂りすぎもダメ

甘いもの、炭水化物の摂りすぎも脳力低下の原因と言われています。

 

糖質過多の食事を続けていると、血糖値調整がうまくいかなくなり、少量の糖質を摂っただけでインスリンが大量分泌され、血糖値が低い状態が続くことになります。

 

血糖値が低い状態が続くと脳へのブドウ糖の供給も不安定になり、自律神経が乱れます。

 

結果、思考力や集中力の低下が生じます。

 

疲労感、だるさ、朝起きるのがつらい、強い眠気、イライラや不安感が増す、感情の起伏が激しくなるという症状も生じます。

 

参考:糖質過多が原因!? 「脳の疲労」をチェック | PRESIDENT Online

 

NG習慣5、アウトプットしていない

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2008年、パデュー大学のジェフリー・カーピック博士は『出力を繰り返した情報は、より脳に記憶として定着する』という旨の論文を発表しました。つまり、情報を使えば使うほど、海馬はそれが必要だと認識してくれるのです。つまり、たとえばテキストを読み続けるのではなく、問題集をたくさん解くほうが記憶は定着しますし、また声に出したり身体を動かして人に説明するのも効果的でしょう。

引用:どうして人は思い出せないのか?記憶の海の泳ぎかた | sign

 

脳には、使う頻度が低い記憶ほど忘れやすくなるという性質があります。

 

例えば英語の知識記憶。ほとんどの日本人は学校を卒業してしまうとその知識を忘れてしまいます。

 

これはほとんどの日本人が社会人になると英語を使う機会がなくなってしまうからです。

 

英語だけでなく、話すのが苦手であまり日本語を使ってない人も日本語を忘れてしまうことがあります。あれなんだっけ?こういうときなんて言うんだっけ?というように日本語を思い出せなくなってしまうことがあります。

 

記憶を安定的に思い出すことができる状態を維持するためには、アウトプットを繰り返す必要があります。

 

おススメのアウトプット法は、日記を書くこと、ブログを書くこと、知識を友人に披露すること、小説を書くこと、楽しい妄想することです。

 

●新しい情報記憶の70%を忘れてしまう!?

脳は、新しい情報記憶の70%以上を翌日までには忘れてしまうそうです。

 

この説を提唱したのはドイツの心理学者「ヘルマン・エビングハウス」です。

 

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出典:エビングハウスの忘却曲線 | トリニティ株式会社

 

エビングハウスはこのような記憶の忘却説を提唱したんです。

 

この説が本当なら人はたった一日で7割の記憶を忘れてしまうということになります。

 

7割もの新しい情報記憶をたった一日で忘れてしまう。

 

この説が本当だったら恐ろしいことですね。

 

みなさんはこの説、本当だと思いますか?

 

エビングハウスという人はこの説を提唱するまでにかなりの研究をしたようなので信憑性の高いようです。

 

●24時間以内に復習すると記憶率が100%に戻る!?

カナダのウォータールー大学の研究で以下のことが明らかになったそうです。

 

学習した後、24時間以内に10分間の復習をすると、記憶率が100%に戻る。そして、次回の復習は1週間以内に、たった5分すれば記憶率が100%に戻る。そして、次は1か月以内に2~4分復習すれば、また記憶率が100%に戻る。

 

以上のようなことが研究によりわかったそうです。

 

この研究結果はエビングハウスの忘却曲線で分かる、最適な復習のタイミングというサイトに記載されていました。この研究結果もかなり信憑性が高いようです。

 

物忘れが激しいという人はぜひこの研究結果を参考にしてみてください。

 

NG習慣6、記憶力が悪いという思い込み

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●ニューヨークのコロンビア大学で行われた実験。
ある被験者に催眠をかけて、催眠状態にする。

 

次に睡眠状態の被験者に「今からあなたの額にアイロンの先を当てる」と言う。

 

だが実際に額に当てたのは、鉛筆の先。

 

なのに当てた瞬間、被験者は「熱い!」と叫び、みるみるうちに火ぶくれになり、実際にやけどの症状になってしまった。

 

なぜこのような不可思議な現象が起きたのでしょうか?

 

その理由は思い込みです。

 

被験者は催眠術によってアイロンを当てられると思い込まされていた。そのせいで鉛筆の先を当てられたのにアイロンを当てられたと思い込んでしまった。結果、やけどの症状が生じてしまった。

 

鉛筆の先をアイロンと思い込んいたせいでやけどの症状が生じてしまったのです。

 

このように思い込みにはすさまじい力が宿るときがあるのです。

 

もう1つ思い込みのすさまじさを証明する実験をご紹介しましょう。

 

1978年に米カリフォルニア大学の研究グループが行った実験。

 

実験では、親知らずを抜歯後の患者40人に対して、「痛み止め」と言って、効果のない偽の薬を投与した。

 

結果、偽薬にもかかわらず大半の患者の痛みが緩和した。

 

「痛み止めの薬」と思い込まされていた患者の痛みが緩和したのです。

 

このように思い込みにはすさまじい力が宿ることがあります。

 

このすさまじい力が宿る思い込みのことをプラシーボ効果といいます。

 

当然、この実験以外の思い込みにもプラシーボ効果が働く可能性があります。

 

たとえば自分は記憶力が悪いという思い込み。この思い込みにもすさまじい力が宿る可能性があります。

 

毎日のように自分は記憶力が悪いと思い込んでいればといつしかその思い込みにすさまじい力が宿ってしまうかもしれません。

 

これはあくまで可能性の話です。でも、思い込みによってヤケドを負ったり、偽薬が効果的になったりすることがあるのだからこの可能性が現実になる可能性もあります。

 

このプラシーボ効果を信じる信じないはあなた次第です。

 

僕的にはこの効果があるか否かはわかりません。

 

でも、自分は記憶力が悪いと思い込んでいるより、自分は記憶力が良いと思い込んでいるほうが良い結果を出せる気がします。

 

自分は記憶力が良いと自己暗示をかけるのと自分は記憶力が悪いと自己暗示をかけるのではどっちのほうが良い結果が出ると思いますか?

 

試合で自分は勝てると自己暗示をかけるのと自分は負けると自己暗示かけるのどっちのほうが良い結果が出ると思いますか?

 

どちらも前者のほうが良い結果が出せる気が僕はします。

 

だから嘘でもいいから自分は記憶力があると思い込んだほうが良い結果が出せる気がします。

 

みなさんはどう思いますか?