「公妨だ!」「拳銃触った!」警官10人に取り囲まれたエンジニア男性が国賠提訴 警察の強引な職質は違法だ!

警視庁の警察官から、理由もなく所持品検査に応じるようもとめられるなど、違法な職務質問をうけて精神的苦痛を負ったとして、東京都内のIT企業につとめるエンジニア、江添亮さん(30)が8月21日、都を相手取り慰謝料など計165万円をもとめる国家賠償請求訴訟を起こした。

 

提訴後に記者会見を開いた江添さんは「こわかった」と当時を振り返った。

 

●警察官10人に取り囲まれて、駐車場の奥に移動させられた

訴状などによると、江添さんは7月3日、東京都中央区にある会社に出勤途中、自動販売機で飲みものを買っていた。

 

そこに制服姿の警察官3人があらわれて、「荷物の中を確認させていただきたい」と、江添さんが背負っていたリュックの中身を見せるようもとめてきた。

 

江添さんは所持品検査に応じる義務はないと考えて拒否したが、警察官は「危険なものが入っているのではないか」と所持品検査に応じるよう、執拗に食い下がった。

 

江添さんは勤務先に向かうためにその場を離れようとしたが、警察官は回り込むなどして進行を妨げてきたという。

 

警察官の1人は、江添さんが抵抗してもいないのに「公妨だ」と言ったり、拳銃に触れていないのに「あ、拳銃に触った」などとして、あたかも犯罪者であるかのようにあつかったそうだ。

 

その後、パトカーが現場に到着するなどして、江添さんは最大10人近くの警察官に取り囲まれてしまった。

 

「会社に行かなければならないから通してほしい」。江添さんがこう主張したにもかかわらず、警察官は「リュックの中身を見せなければ通さない」と一点張り。

 

さらに、近くにあった人目につきにくい駐車場の奥に移動させられて、「君には受忍義務がある」「警察官職務執行法第2条にもとづいている」という説明を受けた。

 

●職務質問の理由は「あやしいと思ったから」

江添さんが職務質問の理由をたずねると、警察官から「あやしいと思ったから」「うつむいて下を向いて歩いていたから」「帽子を目深にかぶっていて顔が見えなかったから」などという返答があった。江添さんによると、帽子は日よけのためにかぶっていたという。

 

江添さんは「所持品検査に応じなければ、いつまでも解放してもらえない状態がつづく」と考え、リュックの上からなら触ってよいとした。警察官がリュックの上から触って、一つ一つ説明をもとめて、それについて答えたり、免許証を提示するなどのやりとりのあと、江添さんはようやく解放された。

 

声をかけられてから約1時間半以上が経っていた。リュックにはパソコン2台と付属品などが入っているだけだったという。

 

江添さんは「公務執行妨害をでっち上げられれば、口裏合わせで犯罪者にされてしまうのではないかと恐怖を感じた」と訴えている。

 

江添さんの代理人をつとめる清水勉弁護士は会見で「今回の職務質問そのものが違法であり、職務質問に伴って許容される所持品検査も違法で許されない」と述べた。

 引用:「公妨だ!」警官10人に取り囲まれ、執拗な所持品検査…エンジニア男性が国賠提訴 - 弁護士ドットコム

 

 

● ツイッター上の意見

まず今回の警察の職質を肯定する意見

 

 

確かに犯罪抑止するためには職質は必要な行為だ。あまりに職質を批判すれば警察は萎縮し、職質を控えるようになってしまうかもしれない。そうなれば犯罪者が増長する可能性が高くなる。犯罪者予備軍が増長する可能性も高くなる。

 

増長する犯罪者&犯罪予備軍が増えれば、犯罪も増える。そうなればたくさんの市民が被害に遭う。

 

だから職質が必要なのはわかる。

 

でも、やはり強引な職質は良くないと思う。

 

犯罪を抑止するために警察官が犯罪レベルの職質をするのは主客転倒だと思う。

 

今回の警察の職質を否定する意見

 

 

確かに今回のような強引な職質を続けていれば、警察は図に乗り、強引な職質が当たり前になってしまう可能性がある。

 

強引な取調べにも同じことが言える。強引な取調べが当たり前になってしまえば警視庁高井戸署の警察官のような強引な取調べがあたり前になってしまう可能性がある。

 

参考:警察の強圧的事情聴取、生徒の父が音声公開「レコーダーがなければ泣き寝入りだった」 - 弁護士ドットコム

 

警察官が事情聴取で、
「高校なんか行かせねぇぞ、おめぇ。やってやんぞ。とことんやってやんぞ、おめぇ」

と中学生に対して脅すようなことがあたり前になってしまえば、冤罪事件が増えてしまう可能性がある。

 

もちろん、警察側も強引にやらなければ、犯人の自供を得られないという理由もあるだろう。

 

でも、さすがに中学生に対して、ヤクザやチンピラのような取調べの仕方は悪質だと思う。脅迫罪、強要罪になってもおかしくないくらいの悪質さだと思う。

 

職質にしてもそうだ。

 

明らかに怪しい人に厳しい職質をするのは仕方ないかもしれない。でも、たいして怪しくない人に対して厳しい職質をするのは悪質である。名誉毀損罪になってもおかしくないほどの悪質さがある。

 

もちろん、他人を疑う気持ちの強弱は個人差がある。今回の職質をした警察官は江添亮さんをすごく疑わしいと思ったのかもしれない。江添亮さんも疑われるような態度をとったのかもしれない。江添亮さんがさっさと職質に応じれば問題が大きくなることもなかったのかもしれない。

 

でも、「公務執行妨害だ!」とか「拳銃触った」など脅しと解釈できるようなことを警察官は言うべきではなかったのではないかと思う。

 

そんな脅し的発現をして冤罪だった場合、警察は無実の人を脅迫したことになってしまう。

 

それは国家権力の横暴でしかない。

 

警察はもう少し自分たちの立場を考えて、適切な言動を用いて、職質や取調べをするべきだと思う。

 

権力は堕落するという言葉を体現するような行動は慎むべきだと思う。

 

あっ、それから職質する警察官さん。頼むから職質のとき、敬語使ってくれるかな。僕が職質されたとき、職質した警察官、終始、タメ口だったので。

 

さすがにタメ口で職質されると答える気なくなるので、職質のときぐらい敬語使えるような常識身につける努力してください。

 

僕的には警察にも常識的な礼儀やモラルが必要だと思うので。たとえそれが職質という特殊な状況でも必要だと思うので。