睡眠不足(睡眠負債)による健康被害

f:id:kanifkdlljdl:20170922125319j:plain

睡眠負債とは?


日々の睡眠不足が借金のように積み重なった結果、心身に悪影響を及ぼすおそれのある状態のこと。

 

つまり、睡眠不足が積み重なることによって、肉体的精神的に健康を害するリスクが高まること。

 

具体的には睡眠不足のせいでうつ病になったり、糖尿病になったりするリスクが高くなってしまうこと。

 

それを睡眠負債という。

 

睡眠不足は健康を害するリスク

リスク1、脳の働きが低下する

米ペンシルバニア大学などの研究チームが行った実験
研究者たちは、

被験者を徹夜のグループと、

睡眠時間6時間のグループに分け、

注意力や集中力がどう変化するのかを調べた。

 

結果、

徹夜のグループは初日、
2日目と成績が急激に下降した。
脳の働きが急激に衰えたのが原因。

 

6時間睡眠のグループは、
最初の2日間はほとんど変化はなかった。
しかしその後、徐々に脳の働きが低下していった。
そして、2週間後には、
徹夜グループの2晩経過後とほぼ同じレベルに
なってしまった。

 

この結果から「6時間睡眠を2週間続けた脳は、2晩徹夜したのとほぼ同じ状態」ともいえることになる。

 

リスク2、がんのリスクが高まる

東北大学の研究
女性およそ2万3995人を7年間追跡し、
睡眠時間と乳がんの発症リスクの関係を調べた。

 

その結果、

平均睡眠時間が6時間以下の人は、

7時間寝ている人に対して、

乳がんのリスクがおよそ1.6倍

になることがわかった。

 

2014年に米シカゴ大学が行った研究

実験的に睡眠を不足させたマウスでは、
がん細胞が増殖しやすくなること
がわかった。

 

実験を行った研究者は、今回の研究はマウスを特殊な方法で睡眠不足にしているので、この結果をそのまま人間の睡眠負債にあてはめられるかどうかは議論の余地があるとしながらも、人間でも同じことが起きている可能性が高いと指摘している。

 

睡眠負債は、免疫システムの働きに影響を及ぼし、結果としてがんのリスクを高めている可能性が高い。

 

リスク3、太りやすくなる

睡眠不足になると、食欲を増進させるグレリンが増大し、レプチンと言う食欲抑制ホルモンが効かなくなります。食欲が増大し、食欲抑制が低下すれば当然、食べる量が増えるため、太りやすくなってしまいます。

 

さらに睡眠不足になると感情のコントロールが困難になります。感情のコントロールが困難になれば食欲を抑えることも困難なります。

 

睡眠不足による食欲の増大、食欲抑制ホルモンの低下、さらに感情コントロール力の低下。以上の3つの肉体的精神的変化のせいで太りやすい状態になってしまう。

 

リスク4、病気になるリスクが高くなる

イギリス大学の調査

睡眠時間が6時間以下の人は、
7,8時間の人に比べて、
脳卒中になるリスクが4.5倍になる
ことが明らかになった。

 

心臓病になりやすくなる

睡眠時間が6時間の人は、

十分に睡眠をとっている人に比べて、

48%も心臓病になるリスクが高くなる

そうだ。

 

他にも睡眠不足が酷くなると、
不整脈になったり、
糖尿病になったり、
脳疾患になったりするリスクが高くなる

 

睡眠負債チェックリスト

以下のサイトで睡眠負債を調べることができます。

 

睡眠負債が危ない|NHKスペシャル