デメリットしかない"目をこする事"で起こる様々な問題

ついやってしまうけど、目をこするのは悪影響だらけだった

目の下の皮膚は、他の部分より薄いうえ皮脂腺が少なく「特に摩擦に弱い部分」なのです。

 

目をこするということは、目に振動を与えるに等しく、この振動に耐えかねて、目の様々な構造物が影響を受けてしまいます。

 

目をこすると、目の病気にかかるリスクが上がってしまいます。

 

花粉の季節は目がモーレツに痒い人が多いと思いますが、絶対に目をこすらないほうが良いですね。特に強い近視の人は要注意です。

 

まぶたをこする事で起こる問題

1、まぶたの腫れ

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泣いたら翌日まぶたが腫れると言われていますが、主な原因は泣く事ではなく、目をこすってしまうことです。

 

泣いた時は、絶対に手やタオルなどでゴシゴシと目をこすらないようにします。目をこすることにより、まぶたの毛細血管から組織液がしみ出し、血液が集中してきます。これがまぶたの下に溜まることにより、腫れ・むくみを引き起こします。

 

2、目の下のシミ

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眠いとき、どうしますか。おそらく寝不足は目が重いので、目に手を当てて、こすろうとするのではないでしょうか。

 

目の下をこすることで、メラニン色素が増えてしまい、しみになってしまうのです。これを「摩擦黒皮症」といいます。

 

しみですから、たとえ寝不足が解消されても、消えなくなります。

 

これが"睡眠不足が続くと、目の下のくまが取れなくなる"といわれる理由。

 

目の疲れやぼやけを感じてしまうたびに目を擦ってしまえば、目元への刺激が日常化しその刺激からお肌を守るために生成されるメラニンも過剰に生成され、それが色素沈着を生みます。

 

3、目のたるみ

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こすることでミュラー筋というまぶたを引き上げる働きのある筋肉が伸びてしまい、まぶたがたるむ原因になります。

 

このミュラー筋は一度たるむと、元には戻らない!

 

4、おでこのシワ

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目をよくこする人はおでこにしわができやすくなるので注意が必要です。 目をこすることによって目の筋肉が弱くなり、目を開くのにおでこの筋肉に頼らなければならなくなります。

 

結果的にしわができてしまう可能性があります。

 

5、結膜炎や網膜剥離など様々な眼の病気

目をこすることによる悪影響はいろいろありますが、よく見られるのは、網膜剥離、角膜から水晶体の屈折異常などです。

 

とくに角膜から網膜までの軸が長くなっている軸性近視の人は、ふとした振動が簡単に網膜剥離を起こすことがよくあります。

 

そして、視力回復手術を受けた人は、どんな理由があろうとも、絶対に目をこすってはいけません。目をこすると、手術で形成したフラップ(角膜の蓋)が取れてしまう危険性があります。

 

目をこすってしまうと、結膜炎にかかるリスクが上がります。目にかゆみがあると、ごしごし目をこすってしまいます。そうすると、目の表面に細かい傷が入ってしまうんです。

 

目の表面は、外的刺激から目を守るバリア的な働きをしています。しかし、目をこすって表面に傷が出来てしまうと、そのバリア機能が弱まってしまいます。その結果、ウイルスなどに侵されやすくなり、結膜炎を発病するリスクがアップするという訳なのです。

 

白内障、緑内障、円錐角膜など、他にも気をつけたい病気がたくさんあります。つまり、目を掻くという行為をする事で、本当に多くの眼病リスクがアップするという訳です。

 

病気ではないですが、視力低下の恐れもあるそうです。

 

こすらずに対処する方法

清潔なタオルで冷たいおしぼりをつくり、まぶたの上にしばらく置いておきましょう。

症状が楽になってきます。

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目の乾燥によるかゆみの場合は、冷やした後に温めると、血行が良くなり症状が改善します。

 

「ものもらいかな」と思ったら抗菌薬点眼を、「アレルギーかな」と思ったらアレルギー用の点眼薬を、「ドライアイのようだ」と思ったらドライアイ用の点眼を使用してください。

 

花粉症の場合
・こまめに洗顔や目の洗浄をする。
・だて眼鏡や花粉症専用の眼鏡を活用する。
・コンタクトレンズは毎日洗浄、定期的に消毒。
・使い捨てのコンタクトレンズを併用する。
・髪は束ねたり、前髪が目にかからないようにする。
・必要に応じて目薬で応急処置。

 

(眠くてこすってしまう場合は)睡眠不足は避けるようにしましょう。どうしても目をこすりたくなったら、温かいお湯で顔を洗うのが一番です。温かい温度によって顔全体の血流量が増えるため、眠気が取れて、顔色もよくなるのです。