熊本地震でも多発!ゲームしすぎで死亡例さえある!日常でも多発する「エコノミークラス症候群」の危険性

「22日間」ゲーム三昧の少年が死亡

ロシア連邦のひとつ、バシコルトスタン共和国のウチャリに暮らしていた17歳の少年(それ以上の情報は明らかにされず)。足の骨を折って自宅で療養を続けていたこの少年は、22日間ぶっ続けでコンピューターゲームの『Defense of the Ancients(DotA)』に没頭する日々を送っていた結果、8月30日に自分の部屋で突然倒れた。救急車で病院に搬送されたもののすでに心肺停止の状態であった。

 

調べによると、少年は過去1年半に2000時間以上、あるいは毎日6.5時間以上をゲームに費やしていた“ゲーム中毒”だったとのこと。

 

診断した医師が口にした病名は「肺塞栓症(深部静脈血栓症)」いわゆるエコノミークラス症候群。飛行機や長距離バスに座り続ける旅で発生することがあり、静脈に血の塊ができ、それが血流にのって肺の血管を塞ぐという恐ろしいものである。

 

女子テニス界のセリーナ・ウィリアムズ選手は2011年、29歳にしてその病気を発症。血栓を取り除く手術を受けている。

ソース:【海外発!Breaking News】22日間ゲーム三昧の少年。エコノミークラス症候群で死亡。(露) | Techinsight|海外セレブ、国内エンタメのオンリーワンをお届けするニュースサイト

 

[熊本地震]エコノミー症候群、重症者は35人 熊本、女性が29人

熊本県などでの一連の地震による避難者にエコノミークラス症候群(肺塞栓(そくせん)症など)の患者が相次いでいる問題で、熊本県は25日、入院が必要な重症と判断された患者が35人(うち1人死亡)にのぼると発表した。


 35人の内訳は、65歳以上は21人で65歳未満は14人、女性は29人で男性は6人。65歳以上の女性は19人を占めている。

 
 対策チームでは、女性の患者が多いことについて、避難生活が続く中でトイレを我慢する傾向があることなどが背景にあるのではないかとみている。

エコノミー症候群、重症者は35人 熊本、女性が29人:朝日新聞デジタル 

「エコノミークラス症候群」とは?

正式名称は、深部静脈血栓症(DVT)、あるいは肺血栓塞栓症(PTE)

旅行者血栓症(りょこうしゃけっせんしょう)とも呼ばれている。

 

エコノミークラス症候群は、飛行機や車の中などで長時間同じ姿勢でいると足の血液の流れが悪くなって血の塊ができてしまうとされるもので、中には、その塊が血管を通じて肺の動脈まで運ばれ、最悪の場合、血管がつまって亡くなることもあります。

 

車の中だけでなく、避難所でも体を動かさずに座ってばかりいると発症するリスクが高まるとされています。東日本大震災でも、地震の発生から4か月後までに宮城県内の32の避難所で検診したところ、足の血管から血の塊が確認された人が190人見つかったという報告があります。

 

長時間乗り物に乗っていることで起こりやすいと思われがちですが、何も乗り物に限った話ではありません。身近な生活の中にも、これと同じ症状を引き起こす行動があります。それは「長時間テレビを見る」ことです。

 

●この動画を見ればエコノミークラス症候群のことが簡単にわかるよ。

 

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「エコノミークラス症候群」の主な症状

・軽い場合は、片側の足のむくみや痛みがあります。この症状はすぐに分かることもあれば、時間が経って分かる場合もあります。気が付かない場合もあります。

 

・重症例では足にできた血の固まりが肺に詰まり、息が苦しくなり、胸の痛みを訴えて失神することがあります。

 

・血栓ができても一部が血管の壁にくっついているだけで、血管が完全に詰まらなければ、下肢のはれなどの症状は起こりません

 

「エコノミークラス症候群」の主な原因とは?

1、体質や遺伝的な要因

発症する場合、多くはもともと血液が固まりやすい、つまり血塊ができやすい体質や遺伝的な要因が大きい。

 

2、血液の流れが乱れたり滞ったりすると血栓ができやすくなる。

血液が一定の速さと方向性で、規則正しく流れているところには、血栓や動脈硬化は生じにくい。しかし、血液の流れが乱れたり滞ったりすると、血管壁や血小板の機能に異常が生じ、血栓ができやすくなる。

 

3、水分不足

発症する人は女性が多く、車中泊をしている、トイレを我慢する、などの特徴がみられることが知られています。このうち女性が多いのは、トイレを我慢するために水分を十分にとらない人が多いことが関係しているとも言われています。

 

「エコノミークラス症候群」を発症しやすい環境

飛行機だけではなく、列車旅行など、長時間座席に座って移動する時や、オフィスでのデスクワーク、長時間の会議、劇場・映画館など。特に、空調設備の整ったオフィス環境はきわめて航空機内に類似した環境と言える。

 

つまり体の自由があまりない閉鎖的空間に同じような姿勢で長時間いると発症しやすくなるということです。

 

ある調査では、1日5時間以上座ってテレビを見る人は、リスクが高まる

1日5時間以上座ってテレビを見る人は肺に血の塊が詰まる病気のリスクが2倍

1日5時間以上座ってテレビを見る人は、2時間30分未満の人に比べて、肺に血の塊が詰まる病気(肺動脈塞栓症)のリスクが2倍以上になることが判明。

 

40歳から59歳までの人で5時間以上テレビを見る人は最もリスクが高い

特に40歳から59歳までの人で5時間以上テレビを見る人は最もリスクが高く、2.5時間未満の人に比べて6倍以上も危険であることが分かった。さらに同じ年齢層で、2.5時間から4.9時間見る人は、それより少ない人に比べ肺動脈塞栓症になるリスクが3倍以上になることも明らかになる。

 

「エコノミークラス症候群」になりやすい人とは?

・生活習慣病

糖尿病

肥満症

喫煙者

下肢静脈瘤を有する

40歳以上の女性

背の低い人

 

アルコール摂取が利尿作用を引き起こし、脱水症状に近い状態になることから、血栓ができやすくなる状況を作ってしまうことがあります。

 

「エコノミークラス症候群」を予防するポイントとは?

水分補給を忘れない

・人間に必要な水分量は体重1kgにつき1時間1mlと言われます。ということは、体重が50kgなら、1時間に最低50mlの水分を摂らなくてはなりません。

 

 ・体内の水分が蒸発し、血栓ができるのを防ぐためには、しっかり水分を摂らなければなりません。

 

・冬場は水分補給量が減る傾向があります。定期的に水分補給をしてください。

 

こまめに「足の運動・ストレッチ」を行う

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・ほとんどの肺動脈血栓症は、足の血流を改善することが予防策

 

・座っている状態でもできるかかとの上下運動や腿上げ運動、足の曲げ伸ばしといった運動をする。

 

・脚を組むと血行が悪くなるので、控えましょう

 

アルコールを控える

・アルコール摂取が利尿作用を引き起こし、脱水症状に近い状態になることから、血栓ができやすくなる状況を作ってしまうことがあります。

 

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