悩みで変えるアロマの種類とその効果

イライラをおさえたい!ぐっすり寝たい!

サンダルウッド

f:id:kanifkdlljdl:20160212143432j:plain

日本人からするとお寺や仏間を連想する静かで深い香りが特徴のサンダルウッド。ビャクダン科の熱帯性常緑樹で、原産国であるインドでは4千年以上前 から用いられていたと考えられており、紀元前5世紀頃にはすでに高貴な香木として使われていたことが分かっています。香料の原料として最古とされるものの 1つでもあります。

 

日本での「白檀」のイメージ通り、香木や宗教儀式・瞑想用の薫香として用いられているほか、仏像や数珠などの仏具、寺院の建材、化粧品など幅広く用いられています。日本や中国では扇子の骨に白檀を利用したものは高級品として知られています。

 

【効果】

優れた鎮静作用によって心を落ち着かせてくれる香りです。緊張や不安、興奮時など活発に働きすぎている脳の働きを鎮めてくれるので、プレゼンやスピーチ前などの緊張するシーンにも適しています。

 

瞑 想によく用いられていることからも分かるように心を深く鎮め、自分の内面・本質と向き合いたいときにも役立ってくれる精油です。また深いリラックス状態へ と導いてくれる香りですので、睡眠の導入にも利用されます。精神的な疲労やストレスなどで頭が冴える・雑念が湧いてきて眠れないような方に特に適している でしょう。

 

サンダルウッドは鎮静とリラックス効果に優れており、書籍によっては抗うつ作用のある精油とされています。しかし一時的な気持ち の落ち込みには有効なものの、抑鬱の場合は鎮静効果が強すぎて気分がいっそう落ち込む可能性があることも指摘されています。抑鬱状態の方は使用を控えたほ うが安心でしょう。

 

【注意点】

うつ状態の時は気分がさらに滅入るため、使用しない

 

妊娠初期は使用を避けましょう

 

衣服に着くと香りが取れにくいです。ベチバーやベンゾイン(安息香)に次いで粘性が高く瓶から出しにくい精油ですが、勢いよく振って飛ばさないように注意しましょう。

 

 

ラベンダー

f:id:kanifkdlljdl:20160212145508j:plain

ラベンダーにはいくつか種類がありますが、一般的にラベンダーというと『真正ラベンダー』のことを指し、その学名は、「Lavandula angustifolia」です。シソ科の植物で原産は地中海地方ですが、現在では世界中で栽培されています。日本でも、北海道・富良野地方のラベンダー 畑の風景は有名です。

 

甘さとさわやかさが同居する濃厚なフローラル系の香りです。安全に使用でき、非常に用途が広いことから、「万能精油」と呼ばれたりもします。

 

古代ローマでは、傷の手当にラベンダーを浴槽に入れて沐浴していたといいます。

 

【効果】

自律神経のバランスを調整する働きがあり、ストレスや怒りを感じている心や、不安や心配を抱えた心を癒し、深くリラックスさせる効果があります。

 

また、安眠効果があることでも有名で、就寝前にもよく利用されている精油です。

 

【注意点】

妊娠初期は、使用を避けましょう。

 

グレープフルーツ

f:id:kanifkdlljdl:20160214080537j:plain

グレープフルーツのエッセンシャルオイル(精油)は、輝くような爽やさと甘酸っぱさを湛えたおなじみの香りです。気分を明るくリフレッシュしてくれる爽やかな香りで、柑橘系のエッセンシャルオイル(精油)の中でも人気です。

 

【効果】

自分自身に高望みをしすぎて、自己批判や罪悪感を感じてしまう人に効果的な精油です。自分を慰めるために食べ物やお酒に走る人に向いています。自己批判や 欲求不満から生じる心のうっ滞を浄化し、気分を爽快にしてくれます。心に軽やかさをもたらし、今の自分に満足できる様になります。

 

【注意点】

エッセンシャルオイルの原液を皮膚や粘膜につけないでください。

 

妊娠中の方は使用は控えてください。

 

ゼラニウム

f:id:kanifkdlljdl:20160214081338j:plain

ハーブ系の香りの中に、ローズに似たフローラルな香り。

 

ローズに似た香りもつことで、「ローズゼラニウム」の別名をもっているゼラニウム。

 

ヨーロッパでは、ゼラニウムには悪霊を追い払う力があると信じられており、家の周りにゼラニウムを植える習慣がありありました。現在でも、窓辺に赤いゼラニウムを飾る習慣が残っているそうです。

 

また、防虫効果があることで知られており、虫除けに効果が期待できる精油です。

 

【効果】

副腎や視床下部に働きかけ、自律神経のバランスを調整する効果により、ストレス性の不調に効果的です。

 

情緒不安定や更年期障害などに効果が期待できます。

 

ホルモン分泌を調整する作用により、女性特有の症状(生理痛、生理不順、PMS、更年期障害など)を緩和する効果が期待できます。

 

利尿作用により、体内の余分な水分や老廃物を排出する作用があるので、むくみや肥満の解消に効果的です。

 

【注意点】

妊娠中は使用を避けましょう。

 

まれに肌に刺激があるため、敏感肌の方はご注意ください。

 

お肌をきれいに保ちたい!

ローズ・オットー

f:id:kanifkdlljdl:20160212145609j:plain

「精油の女王」と呼ばれるほどの、エレガントでゴージャスな香りが特徴のローズ。

 

揮発性有機溶剤抽出法で抽出された精油はローズ・アブソリュート、水蒸気蒸留法で抽出された精油がローズ・オットーです。

 

ともに抽出量が少なく希少なので、非常に高価となっております。

 

肌のアンチエイジングに優れた精油で、女性のための精油ともいえます。

 

【効果】

鎮静作用により、落ち込んだり、傷ついたり、疲れた心を癒す働きがあります。

 

心を高揚する作用もあり、心を元気にしてくれます。

 

肌のきめを整えたり、はりをもたせてくれる

 

ホルモンバランスを整えるので、、月経前のイライラや更年期障害の改善などにも適している

 

【注意点】

通経作用があるので、妊娠中は避ける

 

香りや作用が強いので、少量づつ使いましょう。

 

フランキンセンス

f:id:kanifkdlljdl:20160212150024j:plain

とてもウッディーな香りが特徴的です。エス・キリストが誕生のさいに、ミルラと共に捧げられたといわれています。

 

フランキンセンスのエッセンシャルオイル(精油)は、定着性の高い木製の甘い香りの中にも、かすかにレモンに近い染み透るような芳香を含んでいます。古くから祭壇や寺院で薫香としても使われてきた香りで、雑念を追い払って心を安らかに鎮めたいときに役立ってくれます。

 

フランキンセンスの名前は中世のフランス語で「本当の香り」「質の高い薫香」という意味の「フランク・エンチェンツ」に由来しています。別名で「オリバナ ム」「乳香」とも呼ばれています。オリバナムはラテン語で「レバノン産の油」という意味の「オレウム・リバヌム」からきています。「乳香」は中国語で、こ の木の樹皮に傷を入れると染み出す芳香性の乳白色の液体(オレオガムレンジ)に由来しています。この液体が固まって琥珀色の樹脂になったものから、エッセ ンシャルオイル(精油)が抽出されます。

 

【効果】

ウッディーで、かすかにレモンのような香りがし、古来より瞑想に用いられてきたように、松果体を刺激し、心を安らかにし、平静な感情へと導いてくれます。

特に過去の出来事に、いつまでも囚われてクヨクヨしているときや、仕事のプレッシャーや試験前でコチコチに緊張しているときなど、不安や強迫観念にとりつかれている心理状態を、ニュートラルな状態に戻すのに役立ちます。

 

肺や鼻、のどの粘膜を鎮静する作用があり、気管支炎や喘息に有効です。

 

また、消化促進作用や収れん作用、利尿作用、子宮強壮作用などもあるとされています。

 

 肌の老化にも効果が期待されていて、アンチエイジングに利用されている

 

【注意点】

妊娠初期は使用を避けましょう。

 

仕事や勉強に集中したい!

ペパーミント

f:id:kanifkdlljdl:20160212150811j:plain

ガムや歯磨き粉など、様々な香り付けに使われているペパーミント。メントール(ハッカ)の香りで有名です。

 

多年草で、スペアミントとウォータミントの交配種。湿気を含む気候を好む植物です。

 

古代ローマでは、宴会の時に、お酒で酔いが回っているときに良い効果をもたらすとして、ペパーミントで編んだ冠をかぶっていたと言われています。

 

【効果】

刺激的な香りが、脳に刺激をあたえ、集中力を高めてくれる

 

眠気を覚まし、無気力を改善して、気分をリフレッシュさせてくれる

 

ペパーミントは多くの効能を持ち合わせている精油です。鎮痛作用があるため、頭痛や偏頭痛、筋肉痛、生理痛などの痛みを緩和する作用があります。

 

また、消化器系にも作用があり、消化不良や便秘、胃痛、二日酔いや乗り物酔いなどの吐き気などにも有効です。

 

【注意点】

妊娠中や授乳時には使用を避けましょう。

 

皮膚への刺激が強いため、使用量には十分に注意しましょう。

 

ローズマリー

f:id:kanifkdlljdl:20160212150925j:plain

ローズマリーのアロマオイルは、海のしずくと言われるローズマリーから抽出されます。とてもクリアなハーブ系の、フレッシュな香りが特徴的な精油です。

 

ローズマリー自体は、14世紀の頃にハンガリー王妃であるエリザベート1世が、ローズマリーを入れた「ハンガリー水」を愛用して飲み続けたところ、とても若返った事が語り継がれています。

 

ローズマリーは古くから宗教儀式や料理、感染症の予防や治療に使われており、古代ギリシャやローマではローズマリーを復活や若さの象徴、魔除け、それから記憶力を高めるために学問にも用いるなど幅広く生活に取り入れてきました。

 

また、中世の修道院ではローズマリーを盛んに栽培しており、ハンガリーのエリザベート王妃に献上したところ、みるみる若返り、70歳でポーランド国王からプロポーズをされたというエピソードもあります。

 

アロマテラピーの世界においても、ローズマリーには記憶力アップ効果などからも、若返りが可能なアロマオイルとして人気があります。

 

【効果】

刺激作用や頭脳明晰作用がある

 

神経を刺激して頭をクリアにして記憶力や集中力を高める

 

【注意点】

高血圧やてんかんの方、妊娠中は使用しない

 

2人の愛を深めたい!

ジャスミン

f:id:kanifkdlljdl:20160212151202j:plain

甘くエキゾチックなフローラル系の香りです。「花の精油の王」として長い間使用されてきたアロマオイルです。

 

ジャスミンは、インドやアラブ地域で媚薬として使われてきた香りで、クレオパトラが愛した香りとしても有名です。

 

ジャスミンの精油は、大量の花から少量しか採れないため、貴重な精油として値段も高くなっています。

 

【効果】

脳内麻薬と呼ばれるエンファリンや、快感ホルモンと呼ばれるドーパミンの分泌を活性化させる作用があり、自信を取り戻し、多幸感をもたらす効果が期待できます。

 

また、リラックス効果もあり、不安や無気力のときにもおススメです。

 

古代より媚薬として使われているほど、精神へ働きかける効果が高い

 

【注意点】

香りが強いので注意、妊娠中は使用を避ける

 

勉強など集中力が必要なときには、使用をお控えください。

 

イランイラン

f:id:kanifkdlljdl:20160212151600j:plain

イランイランは学名を「Cananga odorata」と言い、バンレイシ科の植物です。熱帯地方に分布するバンレイシ科は日本ではあまり馴染みがないですが、大きな果実を付ける南国独特の植 物です。フィリピンのタガログ語で「花の中の花」という意味を持ち、黄や白、紫、ピンクの色をした曲線が美しい形の花を一年中咲かせます。

 

フィリピンのほか、マダガスカルやタヒチなど南国で生産されており、イランイランの精油は花から水蒸気蒸留法で抽出します。黄色い花から取れる精油が最高の香りとされています。

 

エキゾチックな甘さのある魅惑的な香りは、人によって好き嫌いがはっきりと分かれます。濃厚でセクシーな香りで、インドネシアでは新婚初夜のベッドにイランイランの花びらを散らす習慣があります。

 

高級香水としてひろく使われています。

 

【効果】

幸せな気持ちで満たされる感じや、ゆったりとした気分をもたらす効果があります。ストレスやイライラを改善してくれるでしょう。緊張を強いられたり興奮しているときに、その精神状態を解きほぐしてくれる効果が期待できます。

 

イランイランの精油の主な成分は、リナロール、ゲラニオール、酢酸ベンジルなどです。リナロールやゲラニオールには抗不安作用があり、過度の緊張による過呼吸や心拍をスローダウンさせる効果もあります。

 

また、喜びや官能的な高揚感、安心感、受容性をもたらす催淫効果があります。ベッドにイランイランの花びらを散りばめる習わしは、古くからイランイランのこの効果が認められてきた証しかもしれません。

 

ホルモンのバランスを整え、子宮の強壮など生殖機能を高める

 

【注意点】

皮膚炎を起こした肌には使用しない

 

濃厚な香りは稀に頭痛や吐き気をもよおすこともありますので、過度な使用は避けたほうが良い