感情的決めつけの意味とデメリット 被害妄想を抱きやすくなる!正常性バイアスに陥りやすくなる!宗教を信じやすくなる!

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『感情的な決めつけ』は誰もがしてしまう可能性のある行為です。

 

例えば、メールを入れた相手から返事がなかなかこないとき「あの人は自分のことが嫌いだからメールを返信しないんだ」とか「私が書いた内容で何か気に障ることがあったんだ」と思い込んでしまう人がいます。

 

道路で転んだとき、誰かの笑い声が聞こえたとき、自分を見て笑ったんだと思い込む。その笑い声は自分のことを笑ったわけではないという可能性もあるのに自分が笑われたと一方的に決めつけてしまう人がいます。

 

この根拠もないのに、自分の独断と偏見で物事を決め付けてしまうことを感情的決めつけといいます。

 

『不安だから失敗する』『頭悪いから振られる』『顔が悪いから恋人ができない』など考える人がいます。その考えには確かな証拠があるわけでもないのにその考えを信じ込んでしまう人がいます。

 

この信じ込みも感情的決めつけです。

 

人の感情は強いものです。

 

感情が一度その考えは正しいと断定してしまうとそれを覆すのは非常に困難となります。

 

ある宗教が正しいと信じてしまうとそれを覆すのは難しくなりますよね。それは感情的決めつけが働いているからです。

 

科学的に判断すれば宗教など信じることなど到底不可能です。宗教には非科学的な部分が多分にあるからです。

 

でも世の中にはたくさん宗教を信じている人がいます。それは感情的決めつけをする人が世の中にはたくさんいるという証拠です。

 

感情的決めつけはしっかりと教育を受けた人でもしてしまう可能性があることなんです。

 

あなたは感情的決めつけをしていませんか?

 

劣等感の強い人、あなたは劣等感が強いせいで恋人ができないと思っていませんか?

 

それ感情的決めつけの可能性高いですよ。

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感情的決め付けのデメリット

デメリット1、勘違いを真実だと思い込んでしまう

感情的決めつけが正しい場合もあります。でも大概の場合、間違えていることが多いです。

 

直観力が高かったり、天才的感性の持ち主なら感情的決めつけが正しい場合が多いかもしれません。でもそんな能力を持っている人は少数派です。ほとんどの人はそんな能力を持っていません。

 

ということは、ほとんどの人の感情的決めつけは間違っている可能性が高いということになります。

 

あなたの感情的決めつけは間違っている可能性が高いということです。

 

そんな間違いをあなたは正しいと信じ込んでしまっている可能性が高いということです。

 

自分が正しいと思い込んでいることを一度検証したほうがいいと思います。「自分が天才だ、特別な能力に恵まれている」と思っている人は検証などする必要はありませんが・・・

 

デメリット2、被害妄想を抱きやすくなる

 普通の人が感情の決めつけが多くなれば勘違いが多くなります。

 

勘違いが多くなれば被害妄想も多くなります。

 

『あの人、笑った。自分のことを笑ったに違いない』『あの男、私のこと見ている。嫌らしい。だから男は嫌なのよ』『あの人、口に手を当てて何か言ってる。私の陰口だわ。私の容姿が悪いから』『あの女見てる。優越感に浸ってるのね』『あいつ、約束の時間にこない。連絡もない。俺のこと見下してるからに違いない』

 

などと感情の決めつけによる被害妄想を抱きやすくなります。

 

デメリット3、人間不信になりやすくなる

先に述べたように感情的決めつけが多い人は被害妄想をしやすくなります。被害妄想を抱く頻度が高くなれば、当然、人間への不信感も強くなっていきます。

 

人間不信に陥れば、さらに被害妄想を抱きやすくなり、感情的決めつけも酷くなります。

 

感情的決めつけをする⇒被害妄想を抱く⇒人間不信になる⇒被害妄想が強くなる⇒感情的決めつけも酷くなる⇒感情的決め付けをする⇒被害妄想を抱く⇒人間不信を抱く⇒被害妄想が強くなる⇒感情的決めつけも酷くなる

 

というような悪循環に陥るリスクが高くなってしまいます。

 

それから感情的決めつけをしやすくなると「あの人は○○な性格に違いない」と考えやすくなります。

 

「あの人は残酷な人間だ」「男はみんな狼だ」「男はエッチをすることしか考えていない」「女は感情的な生き物だ」「女はわがままだ」「あのおじさんはホームレスに違いない」

 

という感じに考えてしまいやすくなります。

 

こういう考え方も人間不信の原因となります。

 

デメリット4、劣等感をいだきやすくなる

感情的決めつけは被害妄想や人間不信を抱きやすくなるので自分が軽んじられていると思いやすくなります。そのため劣等感を抱きやすくなってしまいます。

 

自分は世の中に必要とされていない。自分は見下されるだけの存在。自分はいつも被害者。誰も助けてくれない。誰も自分の苦しみをわかってくれない。

 

というふうに考えて劣等感を抱く。

 

そんな負のスパイラルに陥りやすい。

 

デメリット5、加害妄想を抱きやすい

 感情的決めつけは、被害妄想だけでなく、加害妄想も抱きやすい。

 

『あの人目をそらした。私の目つきが悪いからに違いない』『あの人口元を押さえた。私の体臭が酷いからに違いない』『あの人顔色が悪い。私のような根暗な人間がいるせいだわ』

 

というように加害妄想を抱きやすいです。

 

いずれにしても感情的決めつけが多い人は妄想が多くなります。

 

デメリット6、騙されやすくなる

感情的決めつけをしやすい人は「あの人は○○な性格だ」と考えやすくなると先に述べました。

 

前述したのは「あの人は残酷だ」「あの人はわがままだ」というネガティブな考えでした。

 

でも逆に「あの人は優しい」「あの人は思いやりがある」とポジティブに考える場合もあります。

 

感情的な決めつけによってポジティブな考えができれば相手のことを信頼しやすくなります。

 

でもこの感情的決めつけによるポジティブ思考は諸刃の剣です。相手が悪意ある人でも信じてしまうリスクがありからです。カルト的な怪しい宗教なども信じてしまうリスクがあるからです。

 

感情的な決めつけとは根拠不十分なのに抱いた考えを検証もせずに正しいと断定してしまうことです。

 

これは証拠不十分なのにお前が犯人だろうという思い込みで自白を迫る警察と同じです。

 

そんなことを続けていれば確実に冤罪という問題が生じてしまいます。

 

それと同じように根拠不十分で他人を良い人と思い込んでしまうと犯罪に巻き込まれるという問題が生じてしまいます。

 

デメリット7、正常性バイアスに陥りやすくなる

皆さんは正常性バイアスという言葉をご存知でしょうか?

 

災害が近づいているにもかかわらず自分は大丈夫と思って逃げなかった経験ありませんか?犯罪者が逃走中なのに自分は襲われるわけないと思っていつもどおり行動した経験ありませんか?

 

あると答えた人。正常性バイアス経験者です。

 

正常性バイアスとは、災害や犯罪などの危険が近づいているのに非理性的な行動をとってしまう心理のことなんです。

 

大型台風が近づいている場合、普通の人は備えます。備えあれば憂いなしだからです。

 

でも正常性バイアスに陥っている人は台風が近づいているのにもかかわらずなんの備えもせずにいつもどおり生活してしまいます。

 

つまり正常性バイアスに陥っている人は危機に対する認識が甘いということです。

 

感情的決めつけの癖がある人はこの正常性バイアスに陥りやすいです。根拠もなく自分は大丈夫と決め付けてしまうリスクが高いからです。

 

正常性バイアスに陥りやすくなると災害や犯罪などに巻き込まれるリスクが高くなります。

 

感情的決めつけをしやすいタイプ

タイプ1、ネガティブ思考

ネガティブな思考の人は、感情的決めつけをしやすくなります。ネガティブな断定が多くなるからです。

 

「あの人は私を嫌っているに違いない」「あの人は私の告白を断るに違いない」「私のことなんて好きになってくれる人がいるわけない」「私は一生結婚できないに違いない」

 

という感じのネガティブな考えを抱きやすいからです。

 

ネガティブ思考に劣等感が加わるとますますネガティブ思考が酷くなり、感情的決めつけも酷くなります。

 

タイプ2、劣等感が強い

劣等感が強い人も感情的決めつけが酷くなります。

 

自分に自信がないから被害妄想や加害妄想を抱きやすい。だから感情的決めつけも酷くなってしまうんです。

 

「あの人は私を嫌っている」「私は恋愛に向いてないタイプなんだ」という感じに。

 

劣等感の強い人にはトラウマを持っている人が多い。トラウマがあるとそのトラウマを負った状況と同じような状況に遭遇すると同じ目に遭うのではないかと思ってしまう。

 

トラウマが酷いとまた同じ目に遭うと断定的に思ってしまう。これも感情的決めつけです。

 

ある性犯罪に巻き込まれた女性は同じ状況に遭遇するのが怖くて外に出れなくなり、家に引きこもるようになってしまいました。

 

外に出れば男性と遭遇します。男性と遭遇すると女性は「あの男性は私を襲うに違いない」と断定的に思ってしまうのです。そのため恐怖で体が動かなくなってしまうのです。

 

自分の考えが被害妄想だと彼女にはわかっています。それでも感情的決めつけによって生じた「あの男性は私を襲うに違いない」という妄想を否定することができないのです。

 

それくらいトラウマが関係する感情の決めつけは強力なのです。

 

タイプ3、自信過剰

自信過剰の人も感情的決めつけをしやすくなります。

 

自分に絶対の自信があるから自分の考えていることにも自信が持てるからです。

 

『俺の言うことは間違いない。俺のすることは間違いない』

 

という自信が自信過剰の人にはあるからです。

 

劣等感の強い人とは対照的にこのタイプの人は自分に都合の良いポジティブなことを考えます。感情的決めつけ効果が働いているのでその考えを信じ込みます。

 

ストーカーなど自己愛が強い人はこの信じ込みをしやすくなります。そのため相手が嫌がっているのに相手は自分のことを愛していると思ってしまいます。

 

自信過剰の人には傲慢な人が多いです。傲慢な人は自分は正しく、他人は間違っていると思いやすいです。

 

こういう思い込みをする人の中では感情的決めつけが働きやすいです。

 

どうすれば感情的決め付けをしないようになれるか?

方法1、思考力を高める

思考力が低い人は、情報処理能力も低いので、間違った結論に辿りつく可能性が高くなってしまいます。

 

そしてその結論を信じてしまう可能性も高いです。思考力が低いため結論を検証する能力が低いせいでこの可能性が高くなってしまうのです。

 

思考力を高めてください。本を読んだり、文章を書いたりすれば高めることができます。そうすれば感情的決めつけによる勘違いが減ります。

 

結論を検証する習慣もつけてください。自分の辿りついた結論は本当に正しいのか?それを証拠を集めたり、考えたりして検証してください。

 

たとえば「あの人は私を嫌っている」という結論に辿りついた場合、その結論を検証してください。本当にあの人は自分を嫌っているのか証拠を集めてください。証拠不十分の場合は、あの人は私を嫌ってない可能性もあると考えてください。

 

そう考えることができれば、あの人は自分を嫌っていると断定的に思っているより精神的に楽になれます。

 

とにかく思考力を高めてください。そうすれば感情的決めつけによる勘違いは減らすことができます。勘違いを減らすことができれば、精神的な負荷も減ります。

 

方法2、ストレスを溜めすぎない

人はストレスが溜まり過ぎると攻撃的になります。攻撃的になると他人の粗を見つけて攻撃したい欲が強くなります。

 

そうなると他人の失敗を過剰に悪く評価し、過剰に攻撃を加えようとします。過剰に悪く評価したほうが過剰に攻撃できるからです。

 

たとえば、

 

・ワザと失敗したわけではない部下の失敗をワザと判断し、必要以上に非難する。

 

・冗談で言った軽口を悪意ある言葉と解釈し、過剰に怒る。

 

などの過剰攻撃をストレスが溜まっているとしやすくなるんです。

 

ストレスは溜まり過ぎないよう定期的に解消しましょう。

 

あっ、他人を誹謗中傷したり、八つ当たりしたり、いじめたりなどの他人を傷つける方法で解消するのはやめてくださいね。

 

趣味に没頭したり、運動をしたり、海に向かって怒鳴ったりして解消してくださいね。

 

あっ、睡眠不足もストレスのもとですから、ちゃんと睡眠もとってくださいね。

 

あと栄養不足もストレスのもとですから、ちゃんと栄養のあるもの食べてくださいね。

 

おわりっ