運動しない人のリスク 体力が低下する 病気になりやすくなる やる気が低下する

運動しない人は運動する人より2倍もかぜをひきやすい

カウチポテト族は定期的に運動する人よりかぜを約2倍ひきやすく、こじらせる確率も30%ほど高いという調査結果が、2日の英医学誌「British Journal of Sports Medicine」に掲載された。

 

米ノースカロライナ(North Carolina)州のアパラチアン州立大(Appalachian State University)の研究チームは、ウィスコンシン(Wisconsin)州に住む18~85歳の1002人を対象に、2008年秋冬の12週間について呼吸器疾患の罹患状況と体重の推移を調べた。さらに、食生活、ライフスタイル、有酸素運度の習慣について尋ねた。

 

かぜをひいた平均日数は、1週間の運動日数が5日以上の人は4.4~4.9日、運動日数が1~4日の人は4.9~5.5日、1日以下の人は8.2~8.6日だった。

 

研究チームは、まとまった運動は免疫機能を一時的に強化し、ウイルスが身体に侵入しにくくなると見ている。この研究によると、米国人が1年間にかぜをひく回数は、成人が平均2~4回、子どもが6~10回だという。

引用:運動しない人は運動する人より2倍もかぜをひきやすい 米研究 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

 

 ●上記の記事の要点

1、カウチポテト族は定期的に運動する人よりかぜを約2倍ひきやすく、こじらせる確率も30%ほど高い

 

【カウチポテト族とは?】

カウチポテト族は、ソファー(カウチ)に座り込んだ(寝そべった)まま動かず、主にテレビを見てだらだらと長時間を過ごす人を、「ソファーの上に転がっているジャガイモ」にたとえて揶揄または自嘲した、アメリカの俗語的表現。

引用:カウチポテト族 - Wikipedia 
 
2、運動不足の人は風邪をひきやすい。
 
3、まとまった運動は免疫機能を一時的に強化し、ウイルスが身体に侵入しにくくする。
 
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男性より女性の方が風邪をひきやすく、治りにくい

調査結果を男女別に見てみると、男性の平均は4.22回、女性の平均は5.02日と、女性は男性よりも風邪をひきやすく、また治りも遅いことがわかった。

 

参考:「日本の風邪事情」調査結果発表。風邪で休むボーダーラインは平均37.9℃/2011.12.27 

 

●女性のほうが風邪をひきやすく、治りにくい理由

1、生まれつきの体力の差

生物学的に女性のほうが男性より体力的に劣る。体力的に劣るということは男性より女性のほうがつかれやすいということだ。つかれやすいということは免疫力が低下しやすいということでもある。

 

つまり、女性のほうが男性より免疫力が低下しやすいということだ。免疫力が低下しやすいということは病気になりやすいということでもある。

 

2、生活スタイルの違い

一般的に男性より女性のほうが運動する習慣の乏しい人が多い。運動する習慣の乏しい人は運動習慣の豊富な人より体力が劣る。

 

3、美意識の違い

一般的に女性は美を求める傾向が強い。美を求める気持ちが強い人は理想のスタイルを維持したり、目標にしたりするため、食事制限などの無理をしやすい。無理な食事制限をすれば、栄養が偏ったり、必要なカロリーを摂取できなかったりなどの問題が生じる。その問題が原因で体力が低下したり、免疫力が低下したりして、病気になりやすい状態になってしまう。

 

最近では男性も見た目を気にする人が多くなり、無理なダイエットをする人が増えている。無理なダイエットは免疫力を低下させ、病気になるリスクを高める。

 

現代社会は運動不足になりやすい

世の中は便利になっている。エスカレーター、エレベーター、車、バイクなど身の周りには便利な道具に溢れている。買い物もネットを利用すればわざわざ外に出かけなくてすむ。食事だって出前を頼めば、作る必要なし。掃除、洗濯だってお金さえ払えば、誰かがやってくれる。

 

現代人は怠けようと思えばいくらでも怠けられる状況にある。それくらい世の中は便利になっている。

 

そんな便利な状況が運動不足の原因のひとつになっている。

 

人は便利さに依存しやすい性質がある。なぜか?便利さに依存しているほうが楽だからである。楽の追求は人の本能である。だから便利さに人は依存しやすい。本能の赴くままに生きていれば、確実に便利さに依存した人間になってしまう。便利さに依存した人間になれば、運動をしない人間になってしまう。

 

そうならないためには意識的に不便な方法を選択する理性が必要になる。

 

車に乗らずにいける場所は車に乗らず徒歩で向かう。エレベータを乗らなくても行ける場所は階段を使う。このような便利を選ばず、不便を選ぶ理性が必要だ。

 

この不便を選ぶ理性を育てれば、便利依存にならずにすむ。同時に運動不足も解消でき、健康的に生きることができる。

 

不便を選ぶ理性を養おう。そうすれば運動不足を解消できる。

 

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