驟雨・ゲリラ豪雨・夕立・にわか雨とは?それらを事前に知る方法を紹介

驟雨・にわか雨・夕立・ゲリラ豪雨とは

・驟雨(しゅうう)とは、対流性の雲(積雲や積乱雲のこと)から降る雨のこと。

 

・にわか雨とは、短時間で止むような一過性の驟雨のこと。

 

・夕立とは、夏の午後、夕方ごろに発生した積乱雲による驟雨のこと。

 

・ゲリラ豪雨とは、明確な定義はなく、おおかた予測が困難で積乱雲の発生による突発的で局地的な豪雨を指す。

 

驟雨の特長

・降水量が急に変化する

・猛烈な雨を局所的に降らす

・突然降り始めたりや突然降り止んだりする

・雷や突風を伴うこともある。

 

ゲリラ豪雨の特長

10km四方程度のきわめて狭い範囲に1時間あたり100mmを超えるような猛烈な雨が降るが、雨は1時間程度しか続かないという特徴。

 

この特長は前線等に伴って次々に積乱雲が発生、通過して大雨になる集中豪雨とは明らかにタイプが異なります。都市の下水は一般的に最大降水量として1時間に50~60mm程度を想定しているため、これを超える雨量では短時間であっても処理しきれずに都市型洪水を発生させます。このような豪雨はヒートアイランド現象と地方風によって積乱雲が著しく発達し、もたらされている可能性が指摘されています。

 

ヒートアイランド現象とは

ヒートアイランド現象とは、郊外に比べ、都市部ほど気温が高くなる現象のことです。 東京では、過去100年間の間に、約3℃気温が上昇しました。 中小規模の都市の平均気温上昇が約1℃であるのに比べて、大きな上昇です。 これは、地球温暖化の影響もありますが、ヒートアイランド現象による影響も大きく現われています。

 

f:id:kanifkdlljdl:20160802133358g:plain

集中豪雨の原因とメカニズム

集中豪雨は発達した積乱雲がもたらします。

 

地面付近の暖かい空気が上昇すると、上空の冷たい空気とぶつかり、大気の状態が不安定になります。この不安定を解消しようと上下の空気が混じり合う対流が発生します。
(暖かい空気は軽く冷たい空気は重いためです)


この時の空気が湿ったものであれば、上空に行くに従って下がる気温の中で、空気に含まれる湿気・水分が凝結して雲になります。この雲が積乱雲となります。積乱雲は垂直方向に発達するため、局地的な狭い範囲に激しい雨を降らすのです。雨の時間は短いのですが、1時間に100ミリを超すの猛烈な雨を降らすこともあります。

f:id:kanifkdlljdl:20160802134253j:plain

 

ゲリラ豪雨・夕立・にわか雨を事前に知る方法

1、雲を見る

日本上空の雲は、偏西風の流れによって西から東へ移動しています。なので西の空を見れば雲の大体の動きを知ることができます。ただし、台風がきている時や、違う方角から強風が吹いている日などの特殊な状況のときは、雲の流れが変化してしまうので、この方法で雲の流れを予測するのは難しくなります。

 

のような雲が西の空に浮かんでいたら注意!

f:id:kanifkdlljdl:20160802141521j:plain

 の雲は積乱雲です。積乱雲は別名【入道雲】とも呼ばれる、わたあめのような縦に立体的な形が特徴の雲です。

 

夏のにわか雨・夕立を知るには、積乱雲に注目します。積乱雲は別名【入道雲】とも呼ばれる、わたあめのような縦に立体的な雲の形が特徴です。

 

この雲を西の空に見かけたときは驟雨や夕立、ゲリラ豪雨に遭遇する可能性が高いです。

 

のような積雲にも注意が必要です。

f:id:kanifkdlljdl:20160802142755j:plain

積雲(せきうん)は、晴れた日によく発生する、綿のような形をした雲。 綿雲(わたぐも)とも呼ばれ、形状は綿菓子にも喩えられています。 上部はモコモコしていて形がよく変わりますが、雲底は平たくほとんど変化しません。 上に向かって成長し、下や横にはほとんど成長しないのが大きな特徴です。

 

積雲は夕方には消える事が多いのですが、気温が高い日には更に発達して【積乱雲】になる可能性があります。地上と上空の気温差が高い日程、積乱雲に発達しやすいです。

 

2、冷たい風

にわか雨の前には、統計的に風が吹く事が多いです。その中でも注意したいのが冷たい風です。雨が降っている場所の地上の空気は冷たくなるため、そこからこちらに向かって吹く風は冷たくなります。

 

冷たい風を感じたら、にわか雨・夕立の可能性があるので注意しましょう。

 

風が急に強くなったり風向きが変わっても要注意!

雷雲に伴う冷たい強風は、急激な対流活動によってもたらされる風です。雷雲の場合、まず地表面での急激な温度変化などに伴い、局地的に急激な上昇気流をもたらします。

 

この時水蒸気が凝結され雲を生成するのですが、それとバランスを取るように、近接した他の場所で、強い下降流が起こります。この下降流が、地表に強くぶつかることで、今度はその下降流に含まれていた空気が行き場をなくし、周囲へ拡散していきます。この空気はさきほどまで、上空に滞留していたために、私たちは、その空気を冷たいものと感じます。この冷たいと感じた空気が冷たい風の正体です。

 

3、景色がかすむ

f:id:kanifkdlljdl:20160802145319j:plain

天気は西から東へ変わっていくため、西の空に浮かぶ雲を見る他に、西の景色を見る方法があります。夏特有の激しく降る雨は、景色がかすんで見えます。

 

4、雷

f:id:kanifkdlljdl:20160802145807j:plain

夏のにわか雨は、雷と雨がほぼセットです。街中の音で雷のゴロゴロが聞こえない場合があるのでその時は、西の空に浮かぶ積乱雲を見ると稲光が見える場合があります。

 

稲光が見える程の雲なので、結構な雨を降らす雲であることが予測できます。

 

5、雨のにおい

f:id:kanifkdlljdl:20160802172514j:plain

雨が降る前に、特有の匂いがしてくることがあります。その匂いには「ペトリコール」という科学的な名前がついています。ギリシャ語で岩を意味するペトラと、血のような物質でギリシャの神々の血管の中を流れていたとされるイコルがこの「ペトリコール」という名前の由来だと言われています。

 

ちなみにこの「ペトリコール」という言葉は1964年にオーストラリア連邦科学産業研究機構の鉱物学者Isabel Joy BearとR. G. Thomasが作った造語だそうです。

 

雨の匂いの主な構成要素

1、植物の油

ある種の植物は長期間の乾燥期の間に脂肪酸が豊富に含まれる油を放出します。植物は水が不足している時にこれらの油を放出します。そうすることで地中の他の種子が発芽するのを抑え、水の競争相手を減らしているのです。時とともにこれらの油は土壌や岩石に蓄積していきます。そして雨が降ると、この油が大気中へと上がり、良い香りのする揮発性物質が放出されるのです。その物質が、私たちにとってはさわやかで植物のような、全体的に心地よい香りに感じるのです。

 

2、ゲオスミン

ゲオスミンは、私たちが「土っぽい」と考えるようなにおいを土壌に与えている化合物です。

 

ある種の土壌細菌は、特に暑く乾燥した状況で死んだり休眠したりする時にゲオスミンを放出します。そしてようやく雨が降ると、土壌細菌は細かい霧として大気中に化学物質を拡散させます。

 

3、オゾン

オゾンには非常に特徴的な香りがあります。その名前もギリシャ語のozein(におう)が語源と言われています。オゾン(O3)は雷が酸素(O2)の分子を大気中で電離させ、原子を分離させる時に発生します。原子が再結合する時にいくつかの原子が3つでかたまりを作り、オゾンを作り出すのです。オゾンは強いすがすがしい香りを持っており、それがペトリコールのさわやかな特質を生んでいます。

 

以上の要素が雨の匂いの中には含まれている可能性があります(すべての雨に3つの要素が含まれているわけではありません)

 

6、頭痛・関節痛(体の不調)

気圧の変化や温度の変化により体の調子が悪くなる人がいます。不調を感じたり、自分の周りの誰かが不調そうにしているときは天気が崩れる可能性があるので注意しましょう。

 

7、天気予報を見る

f:id:kanifkdlljdl:20160802150215g:plain

今はスマホなどでお手軽に天気予報を見ることができます。天気が知りたくなったら、気象情報サイトを見てみましょう。

 

8、動物たちの行動を見る

f:id:kanifkdlljdl:20160802174711j:plain

雨が近づくと動物の行動が変化すると言われています。

 

たとえば鳥(ツバメなど)は、雨が降る直前には【低空飛行】になるといわれています。

 

ハチも雨が近づくと低空飛行するようになると言われています。雨が降る直前は湿度が高くなり、その高くなった湿度が羽根が重くするため低空飛行になると言われています。

 

雨が降る直前はカエルが鳴きはじめると言われています。

 

猫が顔を洗うと雨が降るとも言われています。

 

狐が嫁入りするとき雨が降ると言われています。

 

以上の説を信じる・信じないはあなた次第です。