うつ病の原因とうつ病になりやすい性格

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うつ病の原因とうつ病になりやすい性格

うつ病の原因1、精神的ストレス

精神的ストレスとは、心に不安、恐怖、悲しみ、嫌悪、怒り、焦り、嫉妬、劣等感、敗北感、屈辱感、無力感、嫌気、などのネガティブな感情を抱かせるもののことです。

 

たとえば人間関係。人間関係には人にさまざまなネガティブな感情を抱かせるものがあります。人に馬鹿にされたり、笑われたり、見下されたり、利用されたり、裏切られたり、振られたり、怒鳴られたりなどどれも人にネガティブな感情を抱かせます。

 

それらのことを精神的ストレスといいます。

 

仕事や勉強にも精神的ストレスは存在します。激務、責任、出世争い、昇進試験、受験勉強、毎日繰り返される定型的仕事や勉強など。どれも精神的ストレスになります。

 

●肉体的苦痛も精神的ストレスにひとつ

痛み、かゆみ、圧迫感、寒気、熱気、嘔吐感などの肉体的な苦痛も精神的ストレスのひとつです。

 

アトピー性皮膚炎などのかゆみに長期間苛まれると、苛立ちや怒り、嫌悪感や悔しさなどのネガティブな感情に苛まれるリスクが高まります。

 

病気が重くなるほどに心への負担は大きくなり、ネガティブな感情に苛まれやすくなります。

 

●どんな人が精神的ストレスが原因でうつ病になるか?

1、真面目で責任感が強い人

真面目で責任感が強い人は、辛くてもがんばってしまう人が多い。そのためうつ病になるリスクが高い。

 

真面目な人は何事も100点を目指そうとする完璧主義的傾向があります。仕事も勉強も人間関係もすべて100点を目指してしまう超真面目人間もいます。そういう真面目さを持っている人は無理をしてでも100点を目指してしまう場合があります。無理をし繰り返してでも100点を目指す場合もあります。病気になっても疲労困憊になっても100点を目指す場合もあります。そういう無理を繰り返す人はうつ病になりながらも100点を目指してしまう場合があります。そのため重度のうつ病になってしまう場合があります。

 

また真面目な人はあれこれと考えすぎる傾向があります。考えすぎる傾向が強い人はストレスに苛まれるリスクが高まります。

 

2、精神論を重視しすぎる人

 がむしゃらにがんばる人や気合が足りないから病気なると思っている人など精神論を重視しすぎる人はうつ病になりやすいです。

 

「心頭滅却すれば火もまた涼し」という言葉があります。集中していれば火さえ熱いと感じないという意味の言葉です。フィクションの世界ならこの言葉通りの現象が起きるでしょう。でも現実では残念ながらどれだけ集中していても熱さを感じなくなるということはありません。熱いものは熱いです。

 

熱さや寒さなどの肉体的苦痛はある程度は慣れることはできます。でもまったく苦痛を感じなくすることは不可能です。つまりストレスを感じなくすることは不可能ということです。

 

でも精神論を重視しすぎている人はその不可能を可能にしようとします。熱いものを熱く感じなくしようします。疲れることを疲れなくしようとします。疲れるのは努力が足りない、工夫が足りないせいだと思ってさらに努力し、疲れない体を目指します。

 

精神論を重視しすぎる人はそういう理屈に合わない生き方をしてしまう場合があります。

 

頑固な人は、精神論を重視ししすぎるリスクが高いので、注意が必要です。

 

3、優しい人

優しすぎる人は他人に迷惑をかけることや不快感を与えることを嫌います。

 

仕事を休めば会社の人に迷惑をかけてしまう。だから休めない。こんなことをしたら回りの人に不快な思いをさせてしまう。だから言わないように気をつける。というふうに優しすぎる人は周りの人に必要以上に気を遣うためストレスが溜まりやすい。そのためうつ病にもなりやすいのです。

 

4、ネガティブな人

ネガティブな人はあらゆる物事をマイナスに解釈する癖があります。たとえばテストが終わったあと、「単純なミスをした」とか「●を×と書いてしまった気がする」とかネガティブなことを考えてしまいます。仕事で失敗すると「ああすればよかった」「こうすればよかった」と後悔をします。

 

普通の人でも後悔をするときはあります。ネガティブなことも考えます。でもネガティブな人は過剰なまでにネガティブなことを考えます。

 

ネガティブなことばかり考えるということはそれだけ心に負担がかかるということです。そんな負担のかかることを続けていればうつ病になるのは当然のことです。

 

5、怒りっぽい人

怒りっぽい人はストレス耐性が低い人です。そのためちょっとしたことでも怒りを感じてしまいます。部下が些細な失敗をしても怒鳴りつけたりしてしまいます。

 

怒りっぽい人はイライラしていることが多くなります。イライラ状態が長く続けばそれだけ心に負担を与えます。さらにカッとなって誰かに八つ当たりなどすれば自己嫌悪や罪悪感を抱けばさらに心への負担が増します。

 

6、気が弱い人

 気が弱い人は人の頼みを断ることを恐れる傾向があります。断ったり嫌われるのではないか、会社の評価が下げるのではないか、嫌がらせされるのではないかと心のどこかで考えてしまうからです。

 

断るのが怖いから断れない。だから相手の頼みを引き受けてしまう。心の中で「そんな頼み引き受けたくない」と思っていても恐怖に負けて引き受けてしまう。そういう人がいます。

 

そういう人はストレスが溜まりやすいので、うつ病にもなりやすいです。

 

さらに気が弱い人は必要以上に気を遣う傾向があります。そのため気疲れをしてしまいます。気疲れも精神的ストレスのひとつです。その気疲れが増えれば、うつ病になるリスクが高くなります。

 

気が弱い人の中には完璧主義者がいます。気の弱い人が完璧を求める理由は他人に嫌われたり、意地悪されたり、笑われたり、怒られたりするのが嫌だからです。完璧に仕事や運動、勉強などができれば、そういう嫌な思いをしないですむ。だから気の弱い人は完璧を求めるのです。自衛のために完璧を求めるのです。気の弱い人には多かれ少なかれそういう完璧主義な部分があります。

 

7、劣等感の強い人

劣等感の強い人の中には必要以上にがんばってしまう人がいます。自分の劣等感を解消したいという気持ちがあるからです。劣等感を克服して、自信を持って生きたいという願望があるからです。人に馬鹿にされたくないという思いがあるからです。

 

そういう気持ちのある人は病気になってもがんばりつづけてしまう場合があります。自分の状態を無視して努力すればうつ病になるリスクを高めます。

 

さらに劣等感の強い人は承認欲求が強いため、周りの人にマイナス評価されると大きなダメージを受けやすい。普通の人ならなんてことない批判でも劣等感の強い人は大きなダメージを受けてしまう場合があるのです。

 

劣等感の強い人の中にも完璧主義者がいます。勉強や仕事が完璧にできるほどに他者から評価される可能性が高まるからです。さらに勉強や仕事が完璧にできるほど批判や悪口などのマイナス評価をされる可能性が低下するからです。

 

8、依存傾向が強い人

依存傾向の強い人はうつ病になるリスクが高いです。

 

依存傾向の強い人は依存症になる可能性が高い。

 

依存症とはひとつのことに夢中になってしまうという病気です。

 

たとえばギャンブルに依存している人はギャンブルに夢中になります。恋愛に依存している人は恋愛に夢中になります。愛情に依存している人は愛情を得ることに夢中になります。依存度が増すにつれてその夢中度も増していきます。そして夢中度が増すにつれて視野が狭まっていき、その夢中になっているものしか見えなくなっていきます。

 

そういう状態になるとその夢中になっているものでしか満足を得られなくなってしまいます。その夢中になっているもので満足できているうちは精神的苦痛を感じずにすみます。でも、依存度が進むにつれ、その夢中になっているものでも満足できなくなるときが必ずきます。

 

たとえばギャンブル依存症の人は金銭的理由でギャンブルで満足できなくなるときがきます。恋愛依存症の人は相手に対する要求がエスカレートするため満足できなくなるときがきます。アルコール依存症の人は飲むほどにアルコールに対する抵抗力がつくため以前と同じ量では満足できなくなるときがきます。

 

そういう状態になると精神的苦痛に苛まるようになります。精神的苦痛が強くなりすぎたり、長く続いたりするとうつ病になってしまう場合もあります。

 

依存症の大きな問題は依存症が進むと強烈な欲求不満に苛まれる可能性があるということです。ギャンブル依存症の人はギャンブルができないという不満に苛まれる可能性があり、恋愛依存症の人は今の恋愛では満足できないという不満に苛まれる可能性があり、アルコール依存症の人はアルコールの量や味に満足できないという不満に苛まれる可能性があるのです。

 

その不満が大きなストレスになり、うつ病などの精神疾患になってしまう場合あるのです。

 

9、結果ばかりを重視しすぎる人

結果ばかりを重視しすぎる人には結果を過程を楽しめない傾向が強くなってしまいます。過程が楽しめないと人生は楽しい時間より嫌な時間のほうが多くなってしまいます。嫌な時間が多くなれば、ストレスを感じる時間も多くなります。

 

うつ病の原因2、科学的ストレス

化学的ストレスとは、ある栄養素が多すぎたり不足したりなどの偏り、食品などに化学物質や特殊な薬品などの刺激など脳に負担を与えるもののことです。

 

薬の副作用も科学的ストレスのひとつです。

 

タバコやアルコールも科学的ストレスになります。

 

●食品の中にはうつ病の原因となる物質がある

1、カフェイン

うつ病の原因になる物質で第一に挙げられるものは「カフェイン」です。カフェインには交感神経を優位に働かせる作用があるので、エネルギーが足りてない状態にも関わらずがんばりつづけてしまうという現象が起きてしまいます。それは疲れている馬をカフェインというムチで叩いて働かせているようなものです。

 

カフェイン中毒に陥っている人は、カフェイン効果が切れるとさらにカフェインを摂取して元気を出そうとします。それを繰り返しているうちにうつ病になってしまう人がいるのです。

 

2、砂糖

砂糖を摂ると血糖値が上がります。するとすい臓からインシュリンというホルモンを出して血糖値を下げようとします。

 

少量の砂糖を摂るだけなら血糖値はあまり上がりません。でも大量の砂糖を摂れば激しく血糖値が上がります。そうなると体は大量のインシュリンを分泌して、血糖値を下げようとします。

 

激しく血糖値が上がったあと、インシュリンによって急激に血糖値が下がると無気力・倦怠感・イライラ・動機などのうつ病のような症状が出るそうです。

 

それを毎回のように繰り返しているとうつ病になってしまうことがあるそうです。

 

●栄養不足や栄養の偏りもうつ病の原因となる

栄養とは人が健康に生きるために必要なものです。つまり栄養不足状態というのは、健康に生きていくために必要なものが不足している状態ということになります。

 

栄養不足になればさまざな問題が体に生じます。その問題は気づかないうちに深刻化し、人の心に悪影響を与えていることがあります。その悪影響が原因でうつ病になることもあります。

 

栄養のバランスが崩れる=肉体のバランスが崩れる=心のバランスが崩れる

 

そう認識しておくと栄養の大切さを忘れずにすむと思います。

 

●薬を服用しすぎてもうつ病になることがある

睡眠薬などの薬物などを服用しすぎてもうつ病になることがあります。

 

薬には副作用があります。その副作用は体に負担を与えます。ときには脳にも負担を与えることもあります。もし、その副作用が脳の意欲を司る機能を低下させた場合、うつ病になるリスクが高くなります。

 

強い薬ほど副作用が強くなります。副作用が強くなれば、それだけ体や脳への悪影響も強くなります。その薬を多用すれば、さらに体や脳への悪影響が強くなります。なので薬の使いすぎには注意しましょう。

 

●タバコは有害物質の集合体

タバコにはさまざまな有害物質が含まれています。その中には脳にも悪影響を及ぼすものが含まれています。その悪影響のせいでうつ病になることもあります。

 

うつ病の原因3、肉体的変化

老化などによって脳の機能が低下するとうつ病になることがあります。

 

脳の手術を受けたり、事故などで脳に損傷を受けたときなどにもうつ病になることがあります。

 

生まれつき脳に障害や機能異常があるためうつ病になる場合もあります。

 

有害なもの(タバコ、車の排気ガス、有害物質に汚染された食べ物など)が体の中に入ったことが原因で体や脳に変化が生じ、うつ病になることがあります。