「糖尿病ワースト3位・香川県!」 重ね食い、早食い、過剰摂取が原因!? 糖質の摂り方には注意が必要!

糖尿病ワースト3位・香川県、原因はやはりうどん? 炭水化物重ね食べ、早食い…県民の食習慣に“待った”

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●重ね食べが糖尿病の原因!?

“うどん県”をアピールする香川県は、糖尿病による死亡者数が全国3位、患者数を示す受療率は同2位と“糖尿病ワースト県”としても知られる。

 

糖尿病は肥満や食べ過ぎ、運動不足などが主な原因とされるが、国の調査によると香川県の場合、肥満度を示す体格指数BMIは全国8位、塩の摂取量は34位、1日の歩数は27位(いずれも男性)と突出して悪いわけではない。

 

ではなぜ? 

 

医療関係者は「うどんとおにぎりなど『炭水化物の重ね食べ』に加え、うどんの過剰摂取、早食いという県民の食習慣にあるのでは」と指摘。不名誉な結果は、やはりうどんの影響なのか。

 

●粉もん文化”に匹敵する“うどん県文化”の重ね食べ事情

香川県民のソウルフードといえばうどん。そのうどん店で、トッピングの天ぷらなどとともに欠かせないサイドメニューの定番が、おにぎりやいなりずしなどのご飯物だ。

 

うどん店の多くは、好きなトッピングや総菜を取って、レジに持っていくセルフ式で、おにぎりなどはレジのすぐ横に置いてある。高松市内にある人気店の女性店員(53)は「だいたい半分くらいのお客さんがおにぎりなどを買っていきますね」と話す。

 

こうした炭水化物の重ね食べは、お好み焼きやたこ焼きなど粉もんが好きな大阪でもよく見られるが、体にあまりよくないとされる。

 

重ね食べはカロリー過多になりやすく、栄養バランスも悪いため、大阪府は「炭水化物の重ね食べは大阪文化で改善は難しいが、バランスの良い食事を心がけて」と呼びかけている。

 

●炭水化物の過剰摂取、早食いも糖尿の原因

大阪府の糖尿病死亡率は33位、受療率は20位と、香川県とは隔たりがある。医療関係者は「(香川で糖尿病が多いのは)重ね食べも要因の1つだが、炭水化物の過剰摂取や早食いの影響も大きいのでは」と指摘する。

 

うどんは麺を豪快にすすり、そののどごしを楽しむのが通の食べ方。どんぶりの中のうどんは一気になくなり、結果的に早食いとなる。しかも副菜を取らないため、空腹にいきなり炭水化物を摂取することになり、食後の血糖値が急激に上がりインスリンが大量に分泌されるため、内臓脂肪がたまりやすいともいわれる。

 

●香川県の子供の1割が「糖尿病のリスク高い」

炭水化物の重ね食べ、過剰摂取、早食い-。こうした食事の仕方は子供にも引き継がれており、香川県は小学生を対象に血液検査で糖尿病などの傾向を調査する「小児生活習慣病予防健診」を始めた。今年の結果によると、「将来糖尿病の発症リスクが高い子供」は男子14・5%、女子13・6%。「肥満傾向」は男子10・1%、女子8・4%。生活習慣との関連では、腹いっぱい食べる、早く食べると答えた児童に肥満傾向や脂質異常、肝機能の異状が多い傾向がみられた。

【関西の議論】糖尿病ワースト3位・香川県、原因はやはりうどん? 炭水化物重ね食べ、早食い…県民の食習慣に“待った”(1/4ページ) - 産経WEST 

 

 糖尿病とは?

糖質は、体内でブドウ糖に分解され、血流によって全身に運ばれます。ブドウ糖が体内で利用されたり、貯蔵されたりするには、インスリンというホルモンの働きが必要です。

 

インスリンとはすい臓から分泌されるホルモンで、インスリンの働きによって血糖値は正常に保たれています。このインスリンが量的に不足したり、働きが悪くなると、血糖値を正常に保てなくなり、糖尿病を引き起こします。

 

遺伝、食生活の乱れ、運動不足、肥満、ストレスの蓄積などが長く続いた結果、膵臓の機能を低下させ、糖尿病を引き起こすこととなります。

 

●血糖値を一気に上げる食生活には注意が必要

血糖値を一気に上げる食生活をしているとインスリンを分泌する機能の負担が大きくなります。負担が大きい食生活を続ければ、その分だけその機能を酷使することになるので、その機能に問題が生じるリスクが高くなります。

アルコールを大量に飲むなどの行為で肝臓に負担をかける食生活を続けていると肝臓の機能に問題が生じるように、血糖値を一気に上げるなどの行為でインスリン分泌機能に負担をかける食生活を続けているとインスリン分泌機能に問題が生じます。

 

インスリン分泌機能に問題が生じれば、糖尿病になるリスクが高くなります。血管障害や脳障害、心疾患などになるリスクも高くなります。

 

●糖尿病には1型糖尿病と2型糖尿病がある

1型糖尿病は、膵臓(すいぞう)がインスリンをほとんど、あるいは全く作らないために体の中のインスリンの量が絶対的に足りなくなって起こる糖尿病。

 

1型糖尿病の原因は、遺伝や環境が原因とも言われていますが、はっきりとはわかっていないというのが現実です。

 

2型糖尿病は、インスリンの量が不十分で起こる糖尿病と、肝臓や筋肉などの細胞がインスリン作用をあまり感じなくなるために、ブドウ糖がうまく取り入れられなくなって起こる糖尿病があります。

 

日本の糖尿病者の95%がこの2型糖尿病だと言われています。

 

糖尿病の主な原因

原因1、糖質の過剰摂取

●炭水化物の過剰摂取

糖質は炭水化物の構成要素のひとつです。したがって「炭水化物を摂取する=糖質を摂取する」ということになります。

 

人間のエネルギー源となる糖質ですが、糖質をエネルギーに変えるためにはインスリンというホルモンの働きが欠かせません。

 

インスリンは、糖質(炭水化物)摂取後に血中に入ったブドウ糖の一部をエネルギーとして各器官に運び、残ったものは中性脂肪として脂肪細胞に蓄えることで、血糖値を絶えず適正範囲に保ちます。しかし、血液中の糖質が多くなりすぎると、蓄えられる脂肪も増え、肥満の原因となるのです。

 

肥満になれば、糖尿病になるリスクが高くなります。

 

●こんな食生活はやめたほうがいい

1、朝ごはんが菓子パン

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朝、起きたばかりのときは体が目覚めていないため、体の機能が低下しています。そんな状態で大量の糖質の含まれている菓子パンを食べれば、糖質をブドウ糖に変える機能やインスリンを分泌する機能に負担がかかります。さらに起床直後はインスリンの働きが低下しているため血糖値が上がりやすい状態になっています。

 

血糖値が上がりすぎると、インスリンを分泌する機能に負担をかけるし、眠くなるし、肥満の原因にもなるし、血管にダメージを与える原因にもなります。

 

朝から糖分の多い菓子パンを食べるのはやめたほうがいいです。

 

砂糖を豊富に入れたコーヒーもやめたほうがいいです。

 

2、炭水化物+炭水化物の重ね食い

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「ご飯+ラーメン」「ご飯+焼きそば」「焼きそばパン+コロッケパン」など炭水化物+炭水化物などの重ね食いは血糖値を急激に上げる原因になります。

 

ポテトサラダも炭水化物+炭水化物という組み合わせの食べ物のひとつですので、食べすぎには注意しましょう。

 

3、早食い

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早食いは過剰摂取の原因になります。肥満の原因にもなります。

 

4、ドカ食い

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ダイエットをしている人などにまとめてたくさんの食べ物を摂ってしまう人がいます。一気に炭水化物を摂れば、血糖値の上昇率が高くなってしまいます。

 

5、寝る前に食べ過ぎる

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寝る前に食べ過ぎるのも良くありません。食べて寝ると眠りの質が悪くなります。眠りの質が悪くなれば、寝不足になり、体の機能が低下します。そうなると肥満になるリスクが高まります。毎日のように寝る前に食べれば、毎日のように眠りの質が悪くなり、肥満になるリスクが高くなり、糖尿病になるリスクも高くなります。

 

●炭水化物の摂りすぎには注意が必要。でも摂らなすぎにも注意が必要。

炭水化物の摂りすぎはさまざまな問題を起こすリスクがあります。でも炭水化物を必要以上の摂らなすぎることもある種の問題を起こすリスクがあります。

 

厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2010年版)」では、基礎代謝量が1日1,500キロカロリーの人ならば、糖質の1日の必要最低量はおよそ100gと推定されています。白米のご飯1膳(150g)に含まれている糖質の量は約55gなので、2膳弱となります。

 

その必要量を下回ると問題が生じる場合があります。

 

炭水化物の摂取量が不足すると生じる問題は以下の通り。

1、筋肉量が減ってリバウンドしやすい体になる

エネルギー源である糖質が不足すると、人間の体は必要な血糖を維持しようと働き、筋肉を分解してアミノ酸に変化させ、そこから糖質を作り出し、エネルギーとして使用します。そうなると筋肉量が減り、基礎代謝も低下して、逆に痩せにくく、リバウンドしやすい体になる可能性があります。

 

2、体だけでなく心に悪影響をおよぼす可能性もある

人間が生きていくために絶対に必要な器官である脳。その脳のほぼ唯一のエネルギー源はブドウ糖です。糖質不足の状態は、集中力を低下させたり、イライラを招いたりする原因にもなります。また、副交感神経の働きに影響するセロトニンなど脳内物質の分泌が減ってしまい、不眠症や体内時計の乱れを起こしたり、ストレスを抱えやすくなったりする原因にもなります。うつ病の原因にもなります。

 

3、ケトアシドーシスという危険な状態になることもある

糖質不足が続きブドウ糖が枯渇すると、脂質を燃焼してエネルギーを作ろうとします。その際の代謝産物として産生されるのがケトン体という物質です。糖質の欠乏状態が続き、ケトン体が多くなりすぎると、まれにケトアシドーシスという危険な状態になることがあります。

 

ケトアシドーシスとは、ケトン体が増え過ぎることで、血液や体液が酸性に傾き、悪心や嘔吐などの症状が引き起こされる状態です。進行すると昏睡状態になってしまうこともあります。

 

健康な人であればケトアシドーシスになる心配はあまりありませんが、1型糖尿病患者の方など、インスリンの分泌が極端に少なかったり、全くなかったりする人は特に注意が必要です。

 

4、脳の働きが低下する

脳はブドウ糖のみで働くのでそれが不足すると脳は正常に働かなくなります。ぼーっとしたり集中力が落ちたり、注意力がなくなって無気力になったり、普段なら覚えられることが覚えられなくなったりします。

 

原因2、肥満

肥満は糖尿病の原因になる可能性を秘めています。

 

運動不足、不規則な生活、偏った食生活などが肥満の原因になる可能性があるので注意が必要です。

 

原因3、インスリンの機能が低下

老化や病気などによってインスリン分泌機能やインスリン自体の効果が低下すると糖尿病になるリスクが高くなります。

 

栄養不足や偏った食生活などが原因でインスリン分泌機能、インスリン効果が低下する場合もあります。

 

「隠れ糖尿病」にご用心!

隠れ糖尿病とは、空腹時は正常な血糖値であっても、食後は基準値以上の血糖値=高血糖になってしまう状態のことをいいます。

 

●空腹時に病気のレベルまで血糖値が上がるのは糖尿病がかなり進行した状態

病院や健康診断では、ほとんどが空腹時に採血をし、血糖値を測ることで糖尿病を診断します。しかし、空腹時に病気のレベルまで血糖値が上がるのは糖尿病がかなり進行した状態です。

 

軽症の場合は食後2~3時間程度血糖値が上昇することが多く、糖尿病の診断からもれてしまう場合があるのです。そのため気づかないうちに、いつのまにか重度の糖尿病に進行してしまう場合があります。

 

糖尿病とその疑いのある方を対象とした調査では、空腹時には血糖値が上昇せず、食後に高血糖の状態になる方が全体の40%以上だということが明らかになりました。

 

ソース:知っておきたい「隠れ糖尿病」|病気・症状について|テルモ 一般のお客様向け情報