引きこもりの原因は脳内神経にあるタンパク質「mDia(エムディア)」!? ひきこもりを治療できる日が来るかもしれない!

「引きこもり」治療に光!? 不安な行動は脳内神経の特定タンパク質が原因…京大などのチームがマウス実験で解明 

●脳内神経にある特定のタンパク質が原因

集団から隔離し、1匹だけで飼育されたマウスが不安な行動を示すのは、脳内神経にある特定のタンパク質が原因だとマウスの動物実験で分かったと、京都大大学院医学研究科の成宮周教授(薬理学)らの研究チームが22日(現地時間)、米科学誌「セル・リポーツ」電子版で発表した。

 

●人間も社会から隔離された場合、マウスと同じような脳内神経の状態に陥る

チームによると、人間も社会から隔離された場合、マウスと同じような脳内神経の状態に陥ることが推測される。人間でも同じタンパク質の影響が確認できれば、引きこもりに対する認知行動療法の開発などに役立つ可能性がある。

 

●実験内容と結果

実験では、集団から約6週間隔離されたマウスを使用。床から50センチの高さにあり、壁のある道と、ない道が交差する「十字迷路」での行動を観察した。

 

その結果、通常マウスは壁のある道とない道を盛んに行き来したが、隔離したマウスは壁のある道にとどまる時間が長く、壁のない道を歩こうとしなかった。不安が強かったとみられる。

 

一方、隔離マウスで、脳内神経にあるタンパク質「mDia(エムディア)」を欠損させると、通常マウスと同じような行動を取るようになった。このタンパク質が不安行動に関与していると判断した。

 

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チームのメンバーで長崎大創薬研究教育センターの出口雄一特任准教授(神経科学)は「将来的に不安を低減する認知行動療法などに役立つことが期待される」と話している。

ソース:「引きこもり」治療に光!? 不安な行動は脳内神経の特定タンパク質が原因…京大などのチームがマウス実験で解明(1/2ページ) - 産経WEST

 

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内閣府の調査では引きこもりの数推計54万人

内閣府は9月7日、15~39歳の「引きこもり」の人が全国で推計54万1000人に上るとの調査結果を公表した。引きこもりの期間は「7年以上」が34.7%と最も多く、35歳以上が10.2%と前回調査(2010年)から倍増。長期化・高年齢化の傾向が顕著になった。

 

今回の調査は「若者の生活に関する調査」。15歳~39歳の5000人と同居する成人家族を対象に行われ、40歳以上は調査対象から除外された。

 

●自治体によっては40代が最も多いというデータもある

2015年の山梨県の調査では県内で825人が引きこもり状態にあり、年代別で40代が225人と最多。30代が187人、60代以上も137人いた。2014年の島根県の調査でも1040人が引きこもり状態とされ、年代別で40代が229人と最も多く、次いで30代が219人だった。

 

●引きこもり期間「7年以上」(34・7%)がトップ

引きこもり期間は「7年以上」(34・7%)がトップで長期化している傾向が判明。内閣府は平成22年2月の前回調査で最も回答が多かった「1~3年」(30・5%)の層がそのまま引きこもっている可能性があるとみている。

 

●就労支援『39歳まで』

就労支援を39歳までしかしない自治体が存在するそうだ。40歳だろうが50歳だろうが、引きこもっている人にとってその深刻さは変わらない。それなのになぜ自治体の中には、年齢制限を設けるところが存在するのか?意味がわからない。

 

ある年齢になった人はもう働ける見込みがないから切り捨てるという意味なのだろうか?それとももう良い大人なのだから自力で仕事を見つけろということなのだろうか?どちらの考え方も就労支援を目的にしている人たちの考え方としては間違っている。もし、この2つの考え方で就労支援しないことにしている自治体は考えを改めてほしい。

 

引きこもりの主な原因は、「不登校」「職場になじめなかった」

内閣府の「若者の生活に関する調査」で、引きこもりになったきっかけは「不登校」とともに「職場になじめなかった」が最も多く、就職や職場での人間関係に悩んでいる実態が浮かんだ。

 

引きこもりが長期化すると脱出が難しくなる

引きこもりが長期化すると、「普通の人」たちが進学・就職・結婚という「人生の節目となるイベント」を経験していくのに対し、自分は引きこもったままなのでそれを経験することができません。そんな状況のため自己評価が下がり、焦りを感じるようになりそこから抜け出そうとしても長期の「ブランク」があるため、抜け出せない。

 

そんな自分にとってマイナスの状況が続くと孤独を感じたり、不安を感じたり、恐怖を感じたり、劣等感を感じたり、後悔を繰り返したりすることが多くなります。

 

そんな精神状態に陥った場合、早急に病院に行く必要があります。自力でその精神状態を治すのは困難だからです。だが、ひきこもりの人は、精神的なトラブルを抱えているため、病院に行くことを拒みます。恥ずかしさ、劣等感、自信のなさ、不安、恐れなどの感情が病院に行く理性と勇気を奪ってしまうのです。

 

それらの感情は引きこもりが長くなるほど強くなっていきます。それらの感情が強くなれば、病院に行きたくないという気持ちも強くなります。

 

引きこもりが長くなる⇒ネガティブな感情に苛まれやすくなる⇒病院に行きたくなくなる⇒さらに引きこもりが長くなる

 

という悪循環に陥ってしまうため、引きこもりから脱出するのが困難になってしまうのです。