ロコモ(ロコモティブシンドローム)の子供が増えている!?子供の運動不足問題が深刻化している。

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ロコモの子供が増えている

ロコモとは?

正式名称:ロコモティブシンドローム(略称:ロコモ、和名:運動器症候群)

 

ロコモは筋肉、骨、関節、軟骨、椎間板などの運動器に障害が起こり、「立つ」「歩く」といった機能が低下している状態をいいます。進行すると日常生活に支障が生じたり、骨折や捻挫をしたりします。

 

ロコモが進行すると関節が衰えてこわばり十分に曲げられなくなるため、力を入れると耐えきれず骨が折れてしまうことがあるのです。

 

ロコモの原因

加齢や運動不足が主な原因。

 

高齢者に多い。現在では子供にも増えている。働き盛りの大人にも増えている。つまり「全年齢でロコモが増えている」ということです。どの年代でもロコモになる主な原因は運動不足です。

 

現在、ロコモ予備軍、ロコモ患者の子供が増えている

文部科学省の委託を受けた埼玉県医師会が平成22~25年、県内の幼稚園から中学生までの子供1343人に運動器の検診を行った結果、約40%に機能不全の兆候がみられた。3人に1人以上に、ロコモの疑いがあるという結果が出たそうです。

 

※現在、日本国内には、ロコモの危険性のある人が、4700万人いると推計されています。

 

参考:【にっぽん再構築・子供が危ない】「老化」する小中学生 つまづいて骨折 和式トイレでかがめない…(1/6ページ) - 産経ニュース 

 

なぜロコモ予備軍、ロコモ患者の子供が増えたのか?

主な原因は運動不足による体力低下です。

 

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●子供の体力が低下している証拠となる事例

1、1週間の運動時間がゼロの子供が多い

スポーツ庁の全国体力テスト(27年度)によると、1週間の運動時間がゼロという小中学生は3~14%。約14万人に上る。

 

文部科学省は、小5と中2の全員を対象に、4~7月に実施した2013年度全国体力テストの結果を公表した。運動習慣を尋ねたところ、体育の授業を除く1週間の運動時間を中2女子の23.5%が「ゼロ」と答え、3年前より6.2ポイント増えた。小5の男女、中2男子も増加し、運動しない子供が増えている実態が明らかになった。

 

参考:1週間の運動時間ゼロ、中2女子「4人に1人」に増加  :日本経済新聞 

 

2、骨折が増えた

埼玉県で校医を務める柴田輝明医師(整形外科)が今年9~10月に骨折と診察した子供は15人に上る。跳び箱で手をついたときに手首を、滑り台で着地の際に足首を。「以前なら捻挫で済んでいたのに…」

 

ニッセイ基礎研究所の村松容子主任研究員が学校での骨折発生率を算出したところ、昭和45年には0・64%だったが、平成23年には1・60%に増えた。

 

3、できて当たり前のことができなくなっていく

「和式便所でかがめず後ろに倒れる」

「つま先が上がらず何もない場所でつまずく」

「階段を数段上るだけでシンドイ気持ちになる」

「椅子から立ち上がったとき立ち眩みがする」

「走るのがめんどくさい」

「慢性的な疲労感があり、授業に集中できない」

「トイレットペーパーがうまく切れない」

「液状のりの容器を押す力加減が分からず、噴出させる」

「握力が弱く鉄棒がにぎれない」

 

以上のような子供が増えているそうです。

 

4、小中学生ともに握力が過去最低を記録

スポーツ庁の全国体力テスト(平成27年度)では、小中学生ともに握力が過去最低を記録、子供の筆圧にも“黄信号”が点る。

 

●HB鉛筆が教室から姿を消しつつある

「HBなんて使わせたらテストの採点ができない」。東京都内の公立小で3年生を受け持つ女性教諭(34)は苦笑する。芯が硬い「HB」では、文字が判別できないほど薄くなることがある。事実、弱い力でも書ける「2B」を推奨する学校が増え、HBは教室から姿を消しつつある。

 

●濃い「4B」「6B」鉛筆の売上がアップ!

トンボ鉛筆によると、11年に学童用鉛筆の売り上げの14%を占めていたHBは、27年には8%まで激減。逆に2Bは49%から62%に伸びた。さらに濃い「4B」「6B」も1%だった売り上げが、それぞれ4%、5%に増えている。

 

●非力な子供用商品が数多く登場している

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ポンキーペンシルは付着しやすい顔料を使い、多色マーカー「ポスカ」と色鉛筆の技術を採用。就学前の児童でも軽い力で紙以外のガラスや鉄、樹脂のような素材にも描ける。2011年発売だが、体験教室による認知度アップに努め、ここ1年でも前年比4割売れ行きが増えているひそかなヒット商品となっている。

 

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以前のものより4割軽い力で字を消せる消しゴムもある。

 

これらの商品の売上が伸びている。

 

※これらの商品を「過保護マーケット」と揶揄されている。非力な子供たちを増長するだけだと厳しい批判的な意見を持つ人が多い。僕個人も同意見だ。普通の鉛筆、普通の消しゴムすら使うのがシンドイという状態はどう考えても異常だ。非力用アイテムを使うまえにその非力さを克服するための努力をすべきだと僕は思う。その程度の努力もできないような子供が正常な成長をすることができるとは思えない。

 

参考:軟らか鉛筆・浮く水着…「非力っ子」向け新市場|MONO TRENDY|NIKKEI STYLE

 

ロコモ度チェック

以下のサイトでロコモ度を調べることができます。

ロコモ度テスト|ロコモ チャレンジ!ロコモ度テスト|ロコモ チャレンジ! 
 
 
子供だけではなく、大人の運動不足も増えているようです。運動不足だと思う人はそりあえずロコモテストを受けてみましょう。