大人になっても脳細胞は増える!脳が元気になる生活習慣

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大人になっても脳細胞は増える

これまで、脳細胞は分裂せずに減るばかりで、特に年をとると減るスピードが速くなると言われてきた。しかし、1998年にエリクソンというアメリカの研究者が衝撃的な発表をした。彼は、人間(56歳~72歳)の脳細胞が細胞分裂していることを、死後脳解剖をして確認したのである。

 

いくつになっても脳細胞を活性化させることは可能なのだ。そう、脳もアンチエイジングできるのである。

 

エリックソン氏は、ガン細胞が分裂して増えるときに赤い光を出す薬を利用して、脳細胞が増えるかどうかの研究を思いつきました。ただし、そのためには薬を注射した後なるべく早く脳を調べてみなくてはなりませんでした。

 

そこで、50~70歳代の高齢の末期ガンの患者の方々の所へ行って「今まで脳細胞は増えないと言われてきたが誰も確かめたことはない。この薬を使えばこの ことに結論が出る。これはあなたのガンの治療とは関係ないが、この薬を注射させていただき、あなたが亡くなった後に脳を調べさせてはもらえませんか」と協 力を依頼しました。

 

すると、自分は余命いくばくもないが皆さんのお役に立てるのならと承諾して下さいました。承諾後ほとんどの方が一週間以内に亡くなりましたが、脳を調べてみたら中に赤い光を出す細胞がたくさんあったのです。

 

こうして脳細胞はいくつになっても増えるということが証明されました。

 

 

イギリスの認知神経学者マグワイアは、ロンドン市内のタクシードライバー16人の脳の構造を調べました。イギリスの認知神経学者マグワイアは、ロンドン市内のタクシードライバー16人の脳の構造を調べました。

 

マグワイアの狙いは見事に的中して、ロンドンのドライバーは普通の人よりも海馬の神経細胞の数が多いことが判明しました。さらにその後の研究では、ベテランほど神経細胞が多く、30年ハンドルを握ると、海馬が3パーセントも膨らむということもわかりました。

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脳は成人してからでも、使えば使うほど性能がよくなるということは、神代の昔からわかっていたことですが、神経細胞が増える海馬の研究もそれを生理学レベルで裏づけるものといえるでしょう。

 

脳を鍛える方法まとめ

1.運動する

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ネーパーヴィル203学区の取り組みは、運動が子供たちの学業成績にプラスの影響を与えることを証明してみせた。

 

運動が「脳の神経細胞を育てる」からだというのは、『脳を鍛えるには運動しかない!』(NHK出版)の著者、ハーバード大学医学部のジョン・J・レイティ博士だ。

 

たとえばいくつかの研究では、有酸素運動によるトレーニングを行うことで、記憶をつかさどる海馬が大きくなることがわかっている。また、継続的な運動によって、脳の認知能力が強化されることも明らかになってきた。

 

2.勉強する

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特に記憶に関しては「覚えよう」と言う意欲が細胞増殖因子を動かしてシプナスを増やし、結果的に記憶となります。

 

楽しい気持で新聞や本をどんどん読んで意欲的に学習を行うことが大切です。

 

3.刺激を与える

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年をとると、脳細胞と脳細胞のあいだを飛び交う信号や刺激のスピードが落ちる。この傾向は同じ脳の回路しか使わない人ほど顕著だ。

 

脳細胞が元気でいるためには、いつもと違う脳の回路を使ったり、新しい回路をつくったりしなければならない。要するに、「刺激」が必要なのだ。たとえば、本や映画に感動すること。新しい仕事や自分なりの目標にチャレンジすること。

 

変化を受け入れる「しなやかな脳」こそ、物忘れしない若い脳、ということになる。

 

脳の健康のために気をつけるべきこと

1.お酒は控える

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近年、アルコールは少量であっても、脳を萎縮させる効果があるとする研究結果が報告されている。

 

研究によれば、以下の順で脳がより萎縮するとされている。(より下に書かれたケースの方が、より萎縮する)
1.飲酒をしない人
2.過去に飲酒していたが、現在は飲酒を止めている人
3.少量の飲酒を継続的に行っている人
4.大量の飲酒を継続的に行っている人

 

「適量」と呼ばれている少量の飲酒であっても、脳の萎縮が起こり、過去の飲酒の影響も残り続けるため、脳の萎縮という観点から見れば、アルコールに適量は存在しないと言える。

 

2.ストレスを溜めないようにする

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脳はストレスに弱い臓器です。特に「記憶の入り口」といわれる海馬は、脳の中でもストレスや酸素不足に最も敏感な部位です。強いストレスがかかると、海馬はダメージを受けて、五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)からの情報を分類・整理する働きが低下します。その結果、細胞が死滅することもあるのです。

 

また、戦争などの過酷な体験によるストレスやウツでも、海馬が萎縮することが分かっています。

 

3.質の良い睡眠を取る

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ロチェスター医療大学の共同センター長であるメイケン・ネダーガード博士とその研究チームは、脳の持つ脳細胞内の老廃物を洗い流し排出するという機能が、深い眠りにある間に最も活発に働くことを発見しました。

 

Penn Medicineの研究によると、慢性的な睡眠不足は、「寝だめ」で解消できないだけではなく、脳細胞に不可逆の損傷を与えているということが判明しました。

 

睡眠は脳が休息するための大切な時間です。身体の疲れは横になって休むだけでもある程度回復できますが、脳は起きている間中働きっぱなしで、眠ることでしか休息できないのです。