「勉強」は朝やった方が良い理由。【脳科学】

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朝勉強をすることのメリット

1、脳がクリアな状態なので、勉強がはかどる

朝の時間は、一日の中で最も頭が冴え、集中力・やる気・思考力が高い「ゴールデンタイム」と言われています。

 

記憶は、睡眠をとっている間に、前日に海馬にインプットした情報を、重要度によって取捨選択され、きれいに整理整頓されます。脳が大切なものと判断した記憶は、海馬で、 より強固なものとなったり、側頭葉へ移されて長期記憶になったりします。そのいっぽうで不要と判断された記憶は、海馬から消去されます。

 

睡眠中に記憶の整理が行われた脳はクリアな状態なため新しい情報が入りやすい状態になっています。

 

時間の経過と共に記憶量が多くなり、記憶力が低下してしまう

目覚めたあと、人はさまざまな情報の刺激を受けます。時間の経過と共にその情報の刺激量は増していきます。起きている時間が長くなるほどに頭の中は情報でいっぱいになっていきます。当然、情報量が多くなるほど記憶しづらくなります。なので夜更かし勉強はお勧めできません。夜更かし勉強するより早めに寝て、次の日の朝、勉強しましょう。

 

朝はやる気と集中力が出やすい

朝起きたら、軽く体を動かして頭と体をしっかり起こしましょう。朝日を浴びながら出来るとなお良いでしょう。朝日を浴びるとセロトニンという物質が生成され、より脳が活性化されます。

 

さらに早朝学習は、まわりがまだ寝静まっているために静かです。しかも朝の空気は日中よりも清涼感があります。そんな状況が勉強する意欲を自然と高めてくれます。

 

2、早朝の勉強は扁桃体を活性化する

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早朝に行う勉強法は、大脳辺縁系にある扁桃体という部分を活性化します。
扁桃体とは、人の感情や本能を司っている部位です。さらに扁桃体は人の好き嫌いも司っています。扁桃体があるおかげで人は好き嫌いを感じることができるのです。子犬や赤ちゃんがかわいいと感じるのも、恋人を好きだと感じるのもすべて扁桃体があるおかげなのです。

 

ネガティブな感情、たとえば納豆を見て嫌いだと感じるのも、タバコのポイ捨てする人を見て嫌悪するのも扁桃体があるからです。バイクの騒音にうるさいと感じるのも扁桃体があるからなのです。

 

試験前や面接前に緊張するのも扁桃体が原因

試験前や面接前になると、ほとんどの人は緊迫します。これも扁桃体が関係しています。扁桃体が活性化すると、すぐそばにある、「タツノオトシゴ」のように湾曲した海馬という部分が活性化します。海馬は記憶を担当しています。その海馬が扁桃体の影響で活性化するということは記憶力が高まるということです。

 

このメカニズムが悪い体験をしたときに働くと、PTSDやフラッシュバックの原因なりますが、「適度な刺激」だと勉強に役立ちます。つまり「適度な緊張感」があると、お隣の海馬が活性化して、集中力や記憶力が高まるわけです。

 

早朝だと扁桃体が活性化する

早朝は、ブドウ糖が不足しています。前日の夕食から何も食べていないのですから、体は飢餓状態です。そのため脳にはブドウ糖がやや不足しています。これが危機状態と判断され、扁桃体が活性化します。当然、海馬も活性化します。海馬も活性化が活性化するこの時間帯を活用しない手はありません。もちろん空腹時が有効なのですから、夕食前の時間帯を利用するのも手です。お昼前も効果的です。

 

 朝の勉強を習慣化する方法

無理せず、少しずつ朝の勉強を習慣化していく

習慣化するという作業にはストレスが生じます。無理な習慣化ほどそのストレスは増大します。たとえば昼夜逆転の生活の人が朝の勉強習慣を身につけるにはとてもストレスを感じます。強いストレスを感じるほどに、あきらめてしまう可能性が高くなってしまいます。

 

昼夜逆転の生活をしていた人はまず夜寝て、朝起きるという習慣を身につけましょう。その習慣を身につけてから朝勉強するという習慣を身につけましょう。

 

朝起きる習慣が身についている人はまずは好きな勉強からはじめてみましょう。好きな勉強することに慣れてきたら苦手な勉強を始めましょう。

 

勉強時間ははじめのうちは10分~15分くらいで充分です。その勉強時間に慣れてきたら勉強時間を長くしましょう。

 

1、早起きすることだけを習慣化(時間は徐々に長く)
2、教科や内容•難易度を問わず好きな勉強をする(時間は徐々に長く)
3、徐々に苦手な勉強を混ぜていく(時間は徐々に長く)


以上のことに注意して、朝の勉強習慣を身につけましょう。無理しないことがこの習慣を身につけるコツです。