老人ホーム「アミーユ」の名称変更 マイナスイメージを一新するためか?

 介護サービス大手のメッセージ(岡山市)は13日、全国展開する有料老人ホーム「アミーユ」を「SOMPOケア そんぽの家」に名称変更すると発表した。系列会社が運営する介護付き有料老人ホームで入居者の転落死や虐待が相次いだ問題を受け、イメージ刷新が必要と判断した。

 変更は7月1日付。メッセージは「ブランドが傷つき、入居率が底を打っていないため変更を決めた」と説明している。今年3月にメッセージを買収した損保ジャパン日本興亜ホールディングスのブランドに合わせる。

 メッセージが13日発表した平成28年3月期連結決算は、売上高が前期比0・2%減の788億円で、アミーユ事業部門の利益は半減した。

 

ソース:老人ホーム「アミーユ」の名称変更 転落死や虐待問題で「ブランド傷ついた」イメージ刷新 - 産経WEST

 

Sアミーユのマイナスイメージの原因

川崎・老人ホーム連続転落死

 川崎市の介護付き有料老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」で入所者3人が平成26年に相次いで転落死した事件で、神奈川県警は殺人容疑で元職員、今井隼人容疑者(23)=横浜市神奈川区立町=を逮捕した。

 逮捕容疑は平成26年11月3日夜から4日未明、87歳の男性入所者を4階ベランダから投げ落とし、殺害したとしている。

 この施設では、同12月に86歳の女性が4階ベランダから、96歳の女性が6階ベランダから転落して死亡している。県警は、2カ月に3人の転落が相次いだことや、高さ約1・2メートルのベランダの手すりを身長が1・5~1・6メートルの入所者が自力で乗り越えるには不審な点があるとして捜査。いずれの時間帯も今井容疑者が勤務していたことから、任意で事情を聴いていた。

 今井容疑者は昨年5月に入居者の現金を盗んだとして窃盗容疑で逮捕、施設を懲戒解雇されていた。この施設では、別の男性職員が女性入所者の頭を手のひらでたたくなどしたとして、県警が昨年12月、暴行容疑で書類送検している。

 

ソース:川崎老人ホーム転落死 元職員を殺人容疑で逮捕 - 産経ニュース 

 

「Sアミーユ川崎幸町」その他の問題

 「すぐに連絡してほしかった。自分たちで判断したかった」

 こう話すのは、母親を同施設に預けていたきょうだい(姉と弟)。認知症を患っている母親が今年8月に大腿骨を折ったときのことだ。職員が午前2時ごろに骨折に気付いたが、意識はあるなどとして様子見の対応が取られ、病院搬送されたのは午前9時すぎてから。家族に「緊急性はない」と、施設から連絡があったのもその時だった。

 施設の当直日誌には「頭部を出血したが、すぐに止血。足が痛い」と書かれており、対応の遅れに不満を抱いて施設側を問いただすと、「不手際だった」と非を認めたという。

 母親の骨折は全治4週間。その後のリハビリには、さらに3カ月かかるとして入院を続けている。

 「施設の男性職員が来ると、怖がったり、嫌がったりすることがあった。暗い感じだった」

 入所していたときの様子を振り返るきょうだいは、母親が入院後に笑うようになったことに気付いた。

 「アミーユにいたときには、私たちが帰ろうとすると、『自分も一緒に帰りたい』と言っていた」

 退院後の母親を同施設に戻すつもりはなく、別の施設を探しているという。

 

同事業者の他施設でも問題が発覚

 「Sアミーユ川崎幸町」では、男性職員4人が入所者の女性(86)に暴言を吐き、頭をたたくなどの暴行を加えていたことや、女性入所者から現金を盗んだとして男性職員が逮捕される事件もあった。

 ところが、こうした相次ぐ不祥事は、同施設だけに止まらなくなってきている。3人の転落死発覚後、事業者が同じ横浜市と東京都三鷹市の別施設で、入所者が負傷して虐待が疑われたり、職員が入所者に暴行するケースがあったことが明らかになった。

 さらに、事業者の親会社が大阪府豊中市で運営する施設では、30代の男性職員が入所している70代女性の首を絞めるなどの虐待をし、負傷させていたことが判明した。

 

これだけの問題を起こした老人ホーム「アミーユ」。名称を変えたところで悪いイメージを払拭できるとは思えない。老人ホーム内での職員の意識改革をすることのほうが先決だ。名前を変えて同じような活動を続けるだけではオウム真理教がアレフと改名して活動しているのと同じだ。職員の意識改革。それを徹底的にしてもらいたいものだ。