泣きたい時におすすめ 感動アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」

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《あらすじ》
幼 い頃は仲が良かった宿海仁太、本間芽衣子、安城鳴子、松雪集、鶴見知利子、久川鉄道ら6人の幼馴染たちは、かつては互いをあだ名で呼び合い、「超平和バス ターズ」という名のグループを結成し、秘密基地に集まって遊ぶ間柄だった。しかし突然の芽衣子の死をきっかけに、彼らの間には距離が生まれてしまい、それ ぞれ芽衣子に対する後悔や未練や負い目を抱えつつも、高校進学後の現在では疎遠な関係となっていた。


PV

《感想》

このアニメを見て泣かない人はいない。

そう断言したくなってしまうくらい感動的なアニメです。

(このアニメ見て、泣かなかった人いるのだろうか?ちなみに僕の周りにはいませんでした。みんなもれなく泣きました)
作画がとても良くキャラも個性が出ていてとても面白いです。
映画もありますのでアニメを見終わった後にぜひ見てください。
アニメ好きでない方でも楽しめるはず!!
アニメを見終わった方は劇場版も見るべし!!
めんまがいなくなってからの話もでてきますよ☆


PSP『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』PV

《こんな人におすすめ!!》
すべての年代の方に特に見てほしい!

それくらいお勧め度の高いアニメです!
昔を思い出すようなアニメです☆
11話と短い話数ですが、何度も泣きました。
すべて見たあとに、ぜひ劇場版もご覧ください!!


ED

《登場人物/声優》
宿海 仁太 :入野自由
本間 芽衣子:茅野愛衣
安城 鳴子 :戸松遥
松雪 集  :櫻井孝宏
鶴見 知利子:早見沙織
久川 鉄道 :近藤孝行
宿海 篤  :小形満
宿海 塔子 :大原さやか

オススメ度:95点

○あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 【全6巻】
巻数    初動       2週計      累計     発売日
      BD(DVD)     BD(DVD)    BD(DVD)
01巻 31,069(*7,508) 33,972(*8,680) 37,338(*9,136) 11.06.29

 

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レビュー(アマゾンレビューより)
メンマとの邂逅
  長いタイトルを短く縮めて、「あの花」と呼ばれるこの作品。
 観終えた人は恐らく、ノスタルジーっぽくて、哀愁に満ちた、感傷的な気分になるのではないでしょうか?(わたしは実際そうなりました。)
  わけても、ポケモンの金銀を遊び、再放送のフランダースの犬とキッズ・ウォーを観、その主題歌"Secret Base"を聞いていた人は、その懐かしい感慨に加えて、まるでこの作品の作者およびその登場人物が同郷の者であるかのような、そんな不思議な共感を持っ たのではないかと思います。

 エピソードは全て合わせて十一話とコンパクトですが、ほどよく綺麗に話がまとめられているため、我々は安心して、少年少女の、思春期らしい学校生活への憂慮や、恋愛の甘く苦い悩み、友情と敵意の葛藤などを含んだ、青春群像劇を観ることが出来ます。

 この作品中、最も強くわたしの胸を打ったのは、メンマという少女のキャラクターです。
 彼女はすでに亡くなっている彼岸の人ですが、叶えて欲しい願いがあるため、ある夏此岸へと、幽霊のような隠れた存在として、かりそめの生を受けて蘇ってきます。
 主人公仁太のもとに現れた彼女は、心は亡くなった当時の、つまり幼い子供の頃のままでしたが、姿は彼と同じく、長い時間を過ごして成長していました。
 童心のままのメンマは、仁太とその四人の旧友たちに願いの実現を求めると同時に、彼らに、六人が揃って過ごしていた当時の日々を振り返らせる切っ掛けとなりました。
 メンマによって旧交に戻った彼らは、折々揉めたり、いがみ合ったりしましたが、物語は破局に逢着することなく、彼女を軸として穏やかに最後まで向かいます。

 メンマは、アニメにしか存在しないと失望するような、他者への配慮を怠らない、信じられないくらい純良な少女です。
 彼女がどうしてあれほどまでに純良に作られ、そしてどうして彼女のために多くの人が涙をこぼすのか、それらのことに思いを馳せると、わたしは切なさで胸が締め付けられる気がします。 
 多分、内心では皆、この現実にあって、メンマのような純粋な存在を身近に求めているのではないでしょうか?

 メンマが蘇ってきた夏の眩しい風景は、世代の別なくあらゆる人の心に不思議な作用を及ぼし、やけに鮮明な過去の情景を伴った、懐かしい感慨を呼び起こします。
 過去との再会が「あの花」の主要なテーマですが、それは、仁太と旧友たちとメンマ、そして、仁太と彼の病死した母親の関係の中に描かれています。
  誰しも、引き出しをまさぐったりしている時に、亡くなった家族や、今は別れた友人・恋人の写真を見つけて手に取り、過去と再会したことがあるはずです。そ の写真を眺めると同時に心に返ってくる、覚えがあるような、ないような思い出は、ほどけていた絆が再び結び合わされるような、温かい気持ちにしてくれるの ではないでしょうか?

 仁太とその旧友たちは、メンマの願いを叶えることに懸命になる中で、彼女との紐帯をもう一度つなぎ合わせて、皆が一緒に遊んでいたかつての、メンマが生きていて、それぞれが幼く陽気だった昔の関係に立ち返ろうとします。時には協力しながら。時には反発しながら。
 
 その途中仁太が、メンマによって、死んだ母親と母子の関係を、一時的にではあれ取り戻すシーンがありますが、わたしはそこが、この作品の圧巻の部分ではないかと思います。
 今は仏壇に遺影の置かれた母親が、生前、息子仁太に対しどんな思いを抱き、そしてメンマがどのように彼女と彼の、生と死に断たれた関係を取り持ったのか。
 母親が不在であることは、男の子にとって大きな損失です。仁太はそのことに深い悲しみを持っていたはずです。
 母親の息子への思いと、メンマの願いと、仁太の(隠れた)悲しみが、メンマの手によって、一つの美しい結晶と化すシーンを観た我々は、彼女の存在のその向こうに、何か信じたくなるような、未来への希望に満ちた、人間の可能性を見透すことが出来たのではないでしょうか?

 この作品を観終えた後、感動の余韻の他に、メンマの印象が色濃く残ったままなのは、多分、心の奥深くに、彼女が潜んでいるからなのだと思います。
 メンマは、過去の記憶が分かりよく、キャラクターとして象徴化された存在です。
 彼女のもとへと至る追憶の道を辿ってみてはどうですか?という勧めの声を、わたしは「あの花」から聞き取った気がします。

 身近な人が亡くなったことになっている点で、この作品は、暗くて重苦しい、悲しい物語なのかも知れません。ですがわたしは、この作品には、運命に愛された人生のエッセンスがたくさん詰まっているような気がしてなりません。

 最後にわたしは、「あの花」を丹念に作ってくれた制作スタッフのみなさんに多大の感謝を陳べると同時に、この作品があなたの一生においてもかけがえのないものになることを心から願って、本レビューを締めたいと思います。